言葉がスッと入ってくることってありませんか?
今日の話は『伝える技術』についてです。
技術と言いますか、
タイミングと言った方がいいでしょう。
あなたも相手が言った言葉が
スッと入ってくる時ってありませんか?
いつも聞いている言葉なのに、
「あ、そういう事だったのか!」
とか、
「なるほどね!」
って納得したり、
腑に落ちるタイミングって
あると思います。
これなぜだかわかりますか?
実はこれって
その言葉を言った相手の
説得の技術がうまかった
と言うわけではないのです。
ではどういう理由で、
相手の言葉がスッと入ってくるのかと言うと、
『こちらの受け取る準備』
が出来ていたかどうか?
によります。
その言葉を受け取る準備が
出来ていない状態の時は
「へぇ~。」
としか感じないのに対して、
受け取る準備が出来ている時は
『なるほど!!」
となるわけです。
あなたもこんなことってありませんか?
一度読んだ本を読み返すと、
一度目より理解が出来たり、
違った気付きを得ることが出来ることって。
まさにこれが
情報を受け取る側の人間の
『受け取る準備が出来ていたかどうか
の違いによる理解度の差』
と言う訳なのです。
実はこの現象って
日常的に起きています。
あなたのお客さんにおいても
受け取る準備が出来ている人は
あなたの言葉がスッと入ってきます。
でも、
受け取る準備が出来ていない人は
あなたの言葉は
「へぇ~。」
くらいしか入ってきていません。
前者はあなたの言葉を
『理解』
してくれるのに対して、
後者はあなたの言葉は
『知ることが出来た』
くらいの理解度になります。
なんかさみしいですけどね(^^;)
ではこの理解度の差を
どのようにして埋めるように
『伝える技術』
を用いるのかと言うと、
答えはシンプルです。
それは、
『何度も伝える』
という事です。
人の受け取る準備が出来ているかどうかは、
その人じゃないと分かりません。
と言いますか、
当人でさえも分からないことが多いです。
ですので僕らは
お客さんに何度も同じことを伝えて、
お客さんのタイミングで
納得してもらえればそれでいいのです。
でも、
何度も同じことを伝えて、
お客さんに嫌がられないか?
と心配になるかもしれません。
でもそれは心配におよびません。
なぜなら伝えられた側の人は、
理解していない内容は
ほぼ覚えていないからです。
僕も今回のこの話の内容は
1~2ヶ月に一度は
伝えてますが、
覚えてないですよね?笑
という事なんです(^^)
腑に落ちている人には、
「そうそう!」
ってなりますが、
腑に落ちてない人には
「へぇ~。」
ってなる程度の話です。
でも大切な話なので、
僕は理解してくれる人が多くなるまで
何度も伝えようと思ってます。
ぜひあなたもお客さんに対して、
大事なことは何度も伝えて、
ちゃんと理解してもらえるように
臆することなく話してください。
「なるほどね!」
って言われた日には
とても嬉しいですから(^^)