「安いですね!」って言われる方法!
今日の話は
『商品価格を安く感じてもらう方法』
です。
結論から言うと、
『リンゴはオレンジと比較する』
と言う事をします。
つまり、
あなたの商品を
似たような商品と比較するのではなく、
全く別の事柄と比較します。
実は今、
ウチのトレーナーの商品を
新しく作っているのですが、
トレーナーが値付けに困っていました。
当の本人はいつも行っている
パーソナルの価格が1回1万円くらいだから、
8回分のセット料金として
8~9万円くらいかなぁ
なんて言ってました。
でもその新しい商品って実は
膝が痛くて長い距離を歩けない人が
2カ月の期間でスタスタ歩けるようになる
と言うものだったんです。
たしかに商品の中身を見れば
週に1回のトレーニング×8回なので
合計すると8~9万円になります。
ですがこの商品は
トレーニングを行う事じゃなくて、
『歩けない人を歩けるようにする』
と言うものなので、
そこに価値があるんだよ!
と言う事を説明し、
そこから見込み顧客が得られるメリットと、
回避できるものについて話しました。
ちなみにターゲットは57歳女性です。
そこであがってきた得られるメリットは
・家族や友人と旅行に行ける
・日常生活に困らなくなる
・自分に自信が付く
などがありました。
そして、
何を回避することが出来るのか?
と言うものに関しては、
・子どもからの介護が不要になる
・膝の手術をしなくてよくなる
などが挙げられました。
なので僕からの提案は、
商品の金額を
トレーニング内容と比較するのではなく、
価値と比較しましょう!
となりました。
その結果、
回避できるものの中で
膝の手術を回避できた場合、
手術費や精神的苦痛、
通院やリハビリにかかる費用と時間、
そして家族にかかる負担を加味すると、
ざっくり30万円はくだらないだろうと
結論が出ました。
さらに歩けなくなってしまった場合、
介護施設にお世話になるかもしれないし、
お子さんが仕事を辞めて
介護をしなければならなくなるかも
しれないですよね。
それらが回避できた場合、
30万円であっても安いわけです。
そうやって商品の料金を
トレーニング内容と比較するか、
得られるメリットや回避できることと
比べるかによって、
大きな差が出てくるんです。
その商品の価格差3~4倍ですからね!
これがリンゴとオレンジ(異なるもの)
を比較すると言います。
ぜひあなたも価格設定をする時や
価値を伝える時には、
商品そのものとの比較じゃなくて、
その商品がもたらす価値との比較をして
どんなに価値があって安いのか?
と説明してみて下さい。
そうすると、
価値を感じた人が
「売ってください!」
と言ってくるようになりますよ。