今日の話は

『店舗を出店する場所』

についてです。

あなたは既に店舗をお持ちですか？

もしくは2店舗目を視野に入れてるとか？

もしあなたが店舗を持とうと

考えているとしたら、

この案も考えてみて下さい。

先日面白い話を聞いたんです。

どんな話なのかと言うと、

『行列のできるラーメン屋さんの隣に

別のラーメン屋さんが出来た』

と言う話です。

行列が出来るほどの人気店の隣に

同じラーメンの店を出そうとするなんて、

「おい、正気か！？」

って言いたくなりますよね？

あなただったら超競合のお店の隣に

お店を出そうと思いますか？

まずしないですよね？

でもそのラーメン屋さん

まぁまぁ繁盛してるらしいんです。

それもそのはず、

行列のできるラーメン屋さんとは、

『違ったコンセプトだったから』

だったんです。

ちょっと詳しい話は忘れちゃったんですが、

たしか行列のできるラーメン屋さんは

コッテリ系のいわゆる二郎系で、

隣に出店したラーメン屋さんは

あっさり塩系のラーメンが売りな感じでした。

どうなると思いますか？

まず行列のできるラーメン屋さんには

当たり前ですが行列があります。

つまりラーメン好きの見込み顧客に

お店を知ってもらうと言う事が

無料で大量に出来るってことになります。

しかも行列が出来るってことは

ある程度の待ち時間があります。

もしあなたが行列に並んでいて、

別に行列に並ぶほど

そのお店のラーメンを食べたいと

思っていなかったとしたらどうなりますか？

隣のお店を見て、

なんかよさそうだったら

行列から抜け出して

その隣のお店に入ってしまう

って言うこともあり得ると思いませんか？

実際にこのようなことが起こっていて、

行列に並んでいる方の中で

待ちきれない方々が

隣のお店に吸い込まれて行っているそうです。

しかもその光景を他の行列に並んでいる方も

見ているわけなので、

「他の人が行くんだったら私も」

みたいに釣られる方もいるわけです。

と、どうなるか分かりますよね？

繁盛しちゃうんです(^^)

まさか半年も持たないんじゃないかと

ほとんどの方に言われていたお店も

あれよあれよと言う間に

繁盛店の仲間入りになった訳です。

それで店舗の出店の話に戻りますが、

あなただったらこのアイディア、

どう活かせそうですか？

もしあなたがパーソナルトレーニングジムを

出店しようとしたとしたら、

どのお店の隣に、

どんなコンセプトで出店しますか？

このアイディアを活かすポイントは

・コンセプトが違うこと

・隣のお店に通うお客さんが

そのお店に対して不満に思っていることを

解消するものあること

・上記をアピールすることが出来ること

以上となります。

ただ単に隣に出店するだけじゃ

必ず負けます。

隣の繁盛店にはなくて、

なおかつそこに通うお客さんが

不満に思っていることを

解消できる商品やサービスを

提供することが出来れば

「お、行ってみようかな！」

って言ってもらえます。

そして一番大事なことは、

そのコンセプトが違う事や、

そこに通っているお客さんに

「この商品やサービスで

不満が解消されるんだよ」

ってことを知ってもらう事なんです。

その為にはSNSの活用もそうですが、

競合のお店に行く方が見えるように

看板を設置するだとか、

ネット広告で競合のお店のHPに

アクセスした人に広告が表示される

『リターゲティング広告』

を活用する方法があります。

なんだかお客さんをぶんどるようで

悪い気がする人もいると思いますが、

自分のお店に合わないような人は

その競合に行ってもらえるので、

コンセプトさえ違えば

持ちつもたれずの関係性が

築けるようになります。

何かいいアイディアが浮かびましたか？

僕のお店の隣に出店は

やめてくださいね！笑

ココだけの話、

競合の隣に出店したうえで、

お客さんを独占する方法もあるのですが、

本当に店舗を出そうと思ってる方だけ

この本は見て下さいね！

　↓↓↓

市場独占マーケティング

著者：ダニエル・プリーストリー

※この本のことはあまり口外しないように

お願い致します。