風邪薬のポジショニング!
今日の話は
『ポジショニング』
についてです!
ポジショニングって言葉は
聞いたことはあると思います。
一言で言うと、
競合との違いを現した
『立ち位置』
みたいな感じのことです。
この立ち位置が僕らにとっては
とても重要な役割を果たしてくれます。
例えば
あなたがパーソナルトレーナーとして
起業しようとしていた時に、
周りのトレーナーが
『ダイエット専門トレーナー』
という立ち位置を取っていた場合、
同じダイエット専門トレーナーとして
起業したとしたら、
めっちゃ競合してしまいます。
そうなると
お客さんを奪い合ってしまって、
最悪の場合価格競争になって
薄利多売の長時間労働となります。
なので、
もし周りが
ダイエット専門トレーナーとして
起業していたとしたら、
『腰痛専門トレーナー』
として起業するのでしたら
ありじゃないかと思います。
周りとバッティングしないですよね?
と言うような形で、
特に大手と競合しないように
立ち位置つまりポジショニングを
調整することで
売上を伸ばすことが出来るようになります。
ではこのポジショニングですが、
いったいどのようにして
決めればいいのでしょうか?
それは、
誰に何を行いたいのか?
そして、
どんな人のどんな需要があるのか?
を調べて決定します。
自分がやりたいことが
そもそもの需要が無ければ
売上は上がりませんし、
需要があったとしても
やりたい事でなければ
続けていくことは厳しいです。
なので、
自分がやりたい事であり、
尚且つ需要がある事を見つけて、
ポジショニングをすることが大切です。
ではちょっと面白い例を出しましょう。
あなたは風邪薬って
飲んだことありますか?
たぶんほとんどの方は
飲んだことがありますよね。
のどが痛かったら
のどがメインの風邪薬を飲み、
鼻水が止まらなかったら
鼻水を止める風邪薬を飲むと思います。
たぶんここまで話を聞いて
ピンときた方もいらっしゃるでしょう!
そうです。
実は風邪薬って、
ほとんど成分って変わらないのに、
『〇〇専用』って謳う事で、
売上を伸ばすことが
出来ているんです。
しかも普通の風邪薬より、
高い商品単価で売られているにも拘らず、
ちゃんと売れているんです。
という事はですよ!
僕らも風邪薬のように、
既存のサービスを専門化していくと
ポジショニングが簡単になって、
商品が売れるんじゃないかって
思いませんか?
この答えは半分正解で
半分不正解です。
と言うのも、
特に地方でビジネスをされている方の場合、
『そもそもの見込み顧客のパイが少ない問題』
があるからです。
上記のように専門化すると、
ピンポイントで集客することになるので、
見込み顧客がより少なくなります。
なので、
ダイエット専門トレーナーをさらに
『40代の為のお尻を引き締め専門トレーナー』
とかって見込み顧客の数を
狭めてしまうと、
地方においては上手くいかないこともあります。
なので、
地方においては
『ある程度まで』しか
専門化しないことをお勧めします。
とは言え、
ただの「パーソナルトレーナーです!」
みたいに言っても
見込み顧客からしたら、
「へ~、で何をする人なの?」
ってなっちゃうので、
『何をする人なのか?』
と言う点は伝えなければならないです。
ポジショニングは正しく使えれば
その地域でNo1を取れます。
でもフィットしなければ
誰からも選ばれません。
しかもこれはやってみなければ
正解にたどり着けないので、
試行錯誤して、
その地域で需要のある
ポジショニングを築いていってください。