稼げる戦略と稼げない戦略
今日はトレーナーやインストラクターが
良く陥りがちなビジネス戦略について
話していこうと思います。
と言うのも、
僕のFacebookやインスタには
同業の方が多いのですが、
先日チラッと見た投稿の中に
かなり金額を安く設定した料金で
サービスを提供している方がいたんです。
確かに最初に割引価格で
集客するって言う方法は
もちろんありなのですが、
サービス価格自体を安くすると
後で痛い目を見てしまいます。
例えば1時間3000円で
サービスを提供した場合、
1日10時間フルで働いても
3万円にしかなりません。
25日働いて75万円です。
そこから家賃だとか
光熱費だとか差し引くと、
大体50万円ほどでしょうか。
さらに借入返済や税金や生活費を差し引くと、
手残りを考えると心もとなくなります。
そうなってくると
老後の為の投資資金だとか、
豊かに暮らすためのお金だとかが
捻出できなくなってきて、
お金の不安に襲われるようになります。
そうならないように、
ちゃんと戦略をもって
価格設定をする必要があるんです。
例えばですが、
個人事業主が年収1000万円を
手残りとしてもらう場合、
1300万円の収益が必要になります。
※経費のことは置いといて考えます。
会社をやっている一人社長として
年収2000万円稼ごうとしたら、
自分に約3000万円の
給与を出さなければなりません。
年収1000万円だとしたら
1500万円の給与が必要です。
結構税金って高いですよね(^^;)
では、
自分に1500万円の給与を
出すためには、
どのくらい稼がなければ
ならないかと言うと、
1500万円÷12か月=125万円
となります。
そして25日営業だとすると、
125万円÷25日=5万円
と言う事になります。
では、
この5万円をどう稼ぐか?
これを考えましょう!
1万円×5人でもいいですし、
5000円×10人でもいいです。
ですがここで大切な考え方があります。
それは、
5000円×10人とした場合、
『毎日10人を集客できるか?』
という問題が発生すると言う事です。
10時間働き続けるのは
なんとか頑張れると思います。
ですが、
毎日毎日10人を集客できるのか?
と言う問題はかなり難しいです。
もしあなたのサービスが
トイレットペーパーのように
生活に必需品なものだったら
売れるかもしれません。
でもそうじゃない場合や、
さらにあなたの商圏が
地方だったりした場合、
毎日10人は非現実的だと思います。
じゃあどうするか?ですが、
結論を言うと、
『高単価一択』です。
5000円だからと言って、
10人毎日集客するよりも、
1万円のサービスを買ってくれる
5人を集客する方が
圧倒的に楽です。
年間で考えると、
5000円のサービスは
年間3000人に売る必要がありますが、
1万円のサービスは
年間1500人の半分になります。
もっと言うと、
5万円の商品だとしたら、
年間300人で済みます。
その内のリピーターが6~8割だとしたら、
もっと売る人数は少なくなります。
そうやって売る人数を減らしながら、
働く時間を短くしつつ、
利益を多く創出出来るようにします。
あなたのサービスの金額は
どのように決めていますか?
何となくでもし決めているとしたら、
『いくら稼がなければならないのか?』
から逆算して値付けをしてみて下さい。
それでもし、
高単価のサービスが作れないし
売ることが難しいって考えていたとしたら、
お客さんから
「それ安いね!」
って言われる価値のある
商品作りをしてみて下さい。
このあたりの話は
明日配信しようと思いますので
お楽しみにしてください(^^)