赤の薬と青の薬、どっちが効きそうですか?
今日はセールスの時に使える
売れるノウハウをお伝えします。
『プラシーボ』
って聞いたことありますか?
有名な例で言うと、
人をグループAとグループBに分けて、
どちらも同じ成分だと伝えて
薬の効き具合を試した
実験があります。
グループAには普通の鎮痛剤を、
グループBにはビタミン剤を渡し、
どちらのグループの方が効いたのかを
聞いた結果が有名ですね!
結果はどうだったのかと言うと、
『変わらない』
と言う結果でした。
つまり思い込みです。
人は思い込みによって、
その効果の判断が
分からなくなったりすることが
この実験で分かったんです。
で、
件名にも書きましたが、
あなたは赤色の薬と青色の薬だったら、
どっちの方が効きそうだって思いますか?
あ、
ちょっと質問を変えます。
それが『鎮痛剤』だとしたら、
赤と青のどちらが効きそうですか?
たぶんほとんどの方が
赤色を選ぶんじゃないかと思います。
もしかしたら、
青を選ぶ方もいると思いますが、
なぜ赤色の方が鎮痛剤として
効きそうだって思うのかと言うと、
色のイメージとして、
赤色は力強さをイメージさせるのに対して、
青色は爽やかさや穏やかさを
イメージさせるので、
強い痛みに対しては、
赤色の方が選ばれやすいって言う
傾向があるみたいです。
ちなみにこれは海外の
研究結果なので、
日本とまた違うかもしれませんね。
他にも、
例えば行列が出来ている
ラーメン屋さんを見かけると、
何となく、
「流行ってるってことは
たぶん美味しいんだろう!」
と、
無意識ながら思うようになります。
このように
脳の思い込みによって、
顧客心理は動かされるんです。
じゃあ僕らはこれらの顧客心理を
どう活用すればいいのかと言うと、
『常識を活用する』
という事をします。
さっき言った行列の件もそうです。
顧客心理では、
行列が出来ている所は
『良い所』
と判断します。
なので、
・予約が取れにくい
・意図的に行列を作る
・即レスしない、電話に出ない
と言う状況を作って、
あたかも繁盛しているように
見せかけることが出来ます。
他にもイメージカラーをうまく使います。
先ほどの薬の件もそうですが、
人には色について
イメージを持っています。
黄色だったら明るさとか、
緑だったらフレンドリーな感じだとか、
その色のイメージがあります。
それをあなたのビジネスにも
当てはめてみて、
イメージカラーを作ります。
例えばイメージカラーを緑にして、
ユニフォームもそうですし、
集客用のwebページに
その色を組み入れることで、
フレンドリーなイメージによって、
紹介による集客を作りやすくする
と言う方法も取れるわけです。
ちなみに僕のお店は
オレンジ色をベースとした
カラーを作っており、
暖色系は温かみを感じるので、
鍼灸のちょっと痛そうなイメージを
払しょくさせるように
仕組みを作っています。
カラーによって
顧客心理を変える事って
結構できちゃうんですよね(^^)
他にも今日はカラーと
行列のことについて
話していきましたが、
・『専門』と付いていれば専門家と思う
・有名人には権威性を感じてしまう
・高い商品は良いものと判断される
など、
ちょっと考えても色々出てきますね!
人って思い込みで動く生き物なので、
それを逆手にとってみると
色んなセールスの方法がとれそうですね!
何かいいアイディアが浮かびましたか?
いいアイディアはパッと出て
すぐ消えちゃうので、
思いついたらすぐメモしておきましょう!