その売上減少って、ほんとに物価高のせい?
今日はちょっと指向を変えて
『売上が下がった時のビジネス戦略』
について話していこうと思います。
特に売上が低迷したり、
思った通りのビジネスが出来なかったり、
不況にさらされた時に
どんな対策をすればいいのかを
話していきますので、
最後まで目を通しておいてください。
きっと役に立つと思います。
ここ1~3年ほどの話ですが、
急激な物価高や
人件費の高騰によって、
見込み顧客や既存顧客の方々の
財布に残るお金も
少なくなってきていることが予想されます。
僕の感覚で言うと、
以前はスーパーに行って、
買い物かご一杯に買って
大体8,000円くらいだったのが、
大体10,000~120,000円くらいに
なっている感じがするので、
世の中の物価全体が
20~30%ほど上がっているという
感覚があります。
あなたはどう感じていますか?
たぶん一般的なお勤めの方は、
給料がそのままで、
出費だけが多くなっているので
生活費の割合が
大きくなってきていて、
財布の紐が硬くなっているのかなって
予想されます。
そういった状況の中で、
僕らはどういう対策をして
売上を伸ばしていけばいいのでしょうか?
では本題に入る前に、
最初にここで少し、
お金のマインドの話を
したいと思います。
お金のマインドで
よくある間違いが、
「売上=お客さんのお金を取る」
と言う考えです。
これは全くもっての間違いです。
ですので、
『売上=お金をむしり取るではない!』
と覚えておいてください。
売上はどちらかが勝ったら
どちらかが負けると言った
サムゲームとは違って、
『豊かさの泉からもたらされるもの』
と言う認識が必要です。
つまり、
あなたの商品やサービスは、
買った人が喜ぶものである限り、
買った人が負債を負うことは
一切ないので、
サムゲームになりうるハズがないんです。
あなたから商品を買った方は
お金は支払ってますが、
それ以上の価値を頂いてますので、
マイナスになってないですよね?
とは言え、
不況と言われる時代には
やはり家計の紐は硬くなります。
ではそんな場合、
僕らはどういう対策を取って、
この時代を切り開いていけば
いいのかと言うと、
1.お金を出しても解決したい
悩みや問題を解決できる商品を作り、
2.あなたと商品のストーリーを語り、
3.フォローアップを含めた価値を提供し、
4.信頼関係を築いていく
という事をします。
普通のことですよね?
なぜ僕が普通のことを
話しているのかと言うと、
売上が低迷している所は
普通のことが出来ていないんです。
なので、
普通のことを普通にすれば
売上は上がります。
上手くいってない所は、
上手くいく方法を知らないか、
やっていないだけです。
特に2番の
自社と商品のストーリーを
語っている会社は少ないです。
iPhoneを思い出してみて下さい。
iPhoneを売る時に、
「ストレージは〇ギガあって」
とか、
「画面は120ヘルツあって~」
とか話しませんよね?
子どもの運動会の動画を撮ってる
お母さんの絵を映しながら、
「手振れしないiPhoneです!」
って言ったりしますよね?
他にも自動車のCMとかは
特にストーリーを重視しています。
車のCMを見ると、
スペックがどうのこうのとか、
LEDライトの具合がどうのこうのとか
一切話してないですよね?
言っていることは、
車を乗って家族で出かけた時に
見える風景のことだとか、
車に乗って出かけて、
どんなワクワクと出会えるかって言うことを
重視して話してます。
つまりストーリーです!
そのストーリーを話してないと、
見込み顧客はあなたと
あなた以外が売っているものの
違いが分からずに、
結果、
安い方に目が向いてしまいます。
もしあなたが価格を安くして
薄利多売の長時間労働になっても
イイと言うのであれば別ですが。
ですので、
不況の時であろうと、
好景気の時であろうと、
ストーリーを語ると言う
売上に普遍的に必要な事を
競合がやっていないうちに
始めて行きましょう!
でももし
今すぐの売上が必要なら、
既存顧客の中で、
今は来なくなった冬眠顧客に対して、
DMを送るなりしてみて下さい。
始めてあなたと会う人より、
既にあなたのことを知っている方に
あなたの想いを込めた
ストーリーを入れたDMを送ることで、
冬眠顧客はあなたの事を思い出して
また来てくれるようになります。
まだストーリーを取り入れていない方は
今日の話がいい機会だと思いますから、
ホームページやLPなどに
ストーリーを入れてみて下さい(^^)