法人にするべき4つの理由!
そろそろ個人事業主の方は
確定申告の時期になりましたね!
僕は法人で事業をしてるんですが、
決算が12月なので、
申告は2月末までにしなくちゃならないので、
個人事業主の方と同じような
気分で今はいます。
個人事業主の場合は
確定申告は3月と決まってるのですが、
法人の場合、
決算の時期は法人を作った時に
自由に決められるので、
個人個人の事業の進め方を加味して
決めるといいです。
ちなみにコレ後から聞いたのですが、
僕のように12月付近と3月の決算は、
税理士さんの繁忙期になるので、
税理士さんから嫌がられるので
ちょっと覚えておいてください(^^;)
で、
前置きが長くなってしまいましたが、
今日の本題は、
『法人にするメリット』
についてです!
スポーツ業界の方のほとんどが
個人事業主として事業をしてますが、
結論から言うと、
法人にした方がメリットが大きいです。
今日は法人にした時に
何がどう変わるのかについて
話していきます。
1.保険料が安くなる
個人事業主の方は
国民健康保険に加入します。
そして国民年金と国民年金基金に
加入するかと思います。
この国民健康保険なのですが、
累進課税と一緒で、
稼げば稼ぐほど高くなって、
僕の住む山形県では
来年度から3万円アップの
年間92万円となり、
月額最高額が7.6万円になりました。
これは収入によって
健康保険料がアップするので、
法人にして、
給料を安くすることによって
健康保険料を場合によっては
毎月数千円程度にすることができます。
※ちなみに健康保険料や
これから話す2~3のことについては、
社長の給与を5万とか10万とかに減らして、
旅費規程を使って非課税で
社長に手取りを増やすという
メソッドを使って実現できてる方法です。
2.高額医療費の基準が低くなる
医療費を多く使うようになった場合、
例えばガンとか何かしらのケガで
病院にかからなければならなくなった場合、
「この金額まで支払ったら
あとは払わなくてもいいよ!」
という上限額があります。
その上限額も収入によって
異なってきます。
例えば住民税が非課税の場合、
上限額は35,400円となり、
年収156~370万円の場合、
57,600円になります。
ですが年収1160万円以上となると、
一気に跳ね上がって、
252,600円+(医療費-842,000円)×1%
になります。
頑張っていっぱい稼いでいるのに
これはないですよね(^^;)
これも法人にして
給与を低く設定することによって
上限額を低くすることができます。
3.年金をもらえるようになる。
65歳以上になってからの話ですが、
年収456万円以上の人は
年金がもらえないって知ってましたか?
月額の給料でいうと
38万円以上であれば
年収456万円に該当してしまうので
年金がもらえなくなります。
まだ年金と聞くと
先の話なのですが、
個人事業主として活動していくと
売上が上がっていくのはうれしいのですが、
売上が上がればあばるほど
税金や年金がもらえなくなるという
問題が出てくるので、
税金対策としても
法人にしておくべきでしょう。
4.税金対策として経費の幅が広い
なんといってもこれが一番大きな
メリットなんじゃないかって思います。
例えば車にかかったなんですが、
個人事業主の場合、
『どのくらい事業で使用しているか?』
が経費にできるポイントになります。
なので全額を経費に出来ず、
いいとこ50%とかが
ベターとなることが多いです。
200万円かかったとしたら
100万円みたいな感じです。
ですが法人の場合、
『事業として使っているかどうか』
がポイントになります。
ですので、
その事業で使っている限り
全額を経費にすることができます。
ガソリン代とか車検とか
結構金額しますよね?
それを全額経費に出来て
税金対策できるのって
結構大きいですよね?
ですので、
売り上げ規模が上がってきて
経費が大きくなってきたら
税金対策として
法人を考えておきましょう!
他にも補助金がもらいやすくなるとか、
初めましての人からの
信用度だったりとか、
法人にするメリットは大きいです。
ちなみに僕が法人にする
タイミングとしてお勧めしてるのが、
「これから事業を伸ばしていくぞ!」
っと思ったタイミングです。
そのくらいの勢いがあるんだったら
すぐにでも法人にした方がいいです。
特に個人宅だとか、
ジムやクラブとかに出向いて
業務委託トレーナーとして
活動している方は
旅費規程を取り入れることで
恩恵が多くいただけるので、
法人との相性はばっちりです!
ぜひ今年は法人成りをして
節税対策もそうですが、
ガンガン稼いでいきましょう!