「今あたし、別に痩せようと思ってないんだよね!」←どうやって売ります?
今日はあなたの商品やサービスを
いかにして売っていくのかについて
話していきます。
ではちょっとその前に、
ケーススタディとして、
ダイエットのサービスを
あなたが売っていたとして、
どう売るかを考えていきましょうか!
あなたの目の前に
一人の見込み顧客がいるとします。
その方は体脂肪率が40%もあり、
ドクターからは痩せるようにと
指示を出されているとします。
でもその方は
「あたし別に今、
痩せようと思ってないんだよね!」
と言っています。
その方は、
家族に行けと言われて、
渋々あなたの元にきた
と思ってください。
困りますよね~、
こういう方(^^;)
なんせ事の重大さというか、
重要性に気づいていないんですから。
放っておくと
糖尿病やら肝臓の疾患やら
なんやかんやの問題が
出てくる可能性もあるし、
体重が重いことで
何らかしらのQOLが
下がっていくことは
目に見えていることでしょう。
でも本人は
「今大丈夫だから問題ないし、
痩せてどうこうしようと思ってない!」
と、
今ある現状に満足してしまってます。
では、
あなただったら
この方をどう説得して、
どう痩せる方向に導いていきますか?
では先にここからは
僕のやり方をやっていきますね!
まずは、
『痩せなかった時に、
本来得られるであった
利益が得られないこと』
を説明します。
例えば
・結婚できるかもしれない
・異性とドライブに行けるかもしれない
・今と違った服も着れるかもしれない
などなど、
今のままだと得られない
メリットについて話します。
ここで重要なのは、
『本来はこんな利益が得られるんだよ!』
と、
『本人が気づいていない
本来得られるはずの利益が
存在しているんだよ!』
と教えてあげることです。
ただこの
『このままだと得られない利益』
は、
その方が思っている利益じゃないと
食いついてもらえないので、
話を進めていく中で、
『どんな未来を理想としているのか?』
という事を聞き出していくことが
とっても重要になります。
なので引き出す会話って
かなり重要なんですね!
そして次にすることは、
『回避できるデメリット』
を伝えてあげることです。
例えば、
・病気を回避できるかもしれない
・息があがりにくくなるかもしれない
・太っているレッテルが剥がれるかもしれない
とか、
『今その方が感じている問題』
が回避できることを提示します。
この
『回避できるデメリット』
と
『本来得られるはずのメリットが
得られない』
というのは、
説得をするうえで
かなり重要なんです。
なんでかって言うと人は、
得られるメリットよりも
メリットを失うことに
痛みを感じやすくなってるんですね!
なので、
問題の深刻度を知ってもらうために、
この二つのことを
先に話していくようにします。
で、
最後に話すのが、
『最高のベネフィット(恩恵)』
です。
例えば、
・5年後の未来にパートナーがいたとしたら?
・そのパートナーと旅行に出かけている未来
・見た目が変わった後の人からの評価
などもいいですね!
でもこの最高のベネフィットも
この方が望んでいる未来じゃないと
共感されないので、
会話をしながら聞き出すことが
とても大事ですね!
ちなみに、
なぜ最後に理想の未来について
話すのかというと、
『あと良し言葉』
って聞いたことないですか?
これセールストーク術の一つなんですが、
要は、
後に話したことって、
記憶に残りやすいので、
最高のベネフィットを話すことで、
その理想の未来が手に入った自分を
想像してもらいやすくなるんです。
そのためのフックとして、
最初に失うメリットなどを話して、
話に食いついてもらう
という事をしたわけです。
で、
ここまで話してきましたが、
実はここで話しているのは、
あなたの商品やサービスが
『緊急性が低く、重要性が高い問題』
を取り扱っている場合の
売り方を知ってもらうため
だったわけなんです。
要はダイエットとかボディメイクとか、
やらなければならない事が
分かっているんだけど、
今今じゃなくてもいい問題は、
『説得が必要』
という事なんです。
この前、
『緊急性が高く、重要性も高い問題』
は、
「はい、どうぞ!」
で完結するよって言いましたが、
この緊急性が低い問題に関しては、
『説得』
が必要になります。
売り方が違うという事なんですね!
たぶんほとんどの商品やサービスは
この『緊急性が低い問題』を
取り扱っていることが多いので、
今日の話のように、
『感情を動かす説得』
を行っていくようにしましょう!
ちなみに
『緊急性が高い問題の売り方』
をまだ見ていない方は
こちらも見て見て下さい!
↓↓↓
https://bestnine.biz/blog/post-39328/
今日話した説得の仕方は
お客さんと直接話してもいいですし、
webページにのっけてもいいですし、
やり方は何でもいいですが、
この流れの説得の仕方は
普遍的なものですので、
ぜひいろんな場面で使ってみてください!