ある組織はコレで信じ込ませてました!
今日の話は
『影響力の武器』
と言う本から一部を抜粋して
お伝えします。
この本は何の本かと言うと、
タイトルの通りなんですが、
「人はどんなことで
物事を信じるようになるのか?」
という事を
突き詰めた本です。
その中の一つに、
今回お話しする
『社会的証明』
を使って、
人を『信じ込まずにいられない状態』
にまで、
信じ込ませることをした
ある事例がありましたので、
今日はそのことについて
話していきます。
ちょっといつの話かは
忘れてしまったのですが、
これは少し前に実際にあった
ある研究者の話です。
この研究者は、
社会的証明が
どのように人に作用するのかを
知るために、
とある宗教団体に
興味があると偽って
加入したそうです。
と言うのも、
その宗教団体って言うのが、
19○○年××月△△日に
大洪水によって地球がやられ、
その前に円盤型の物体に乗った
宇宙人によって助けられる
と予言をしていたから
と言うものでした。
あなたは予言とか
信じる方ですか?
僕は微塵にも笑(^^;)
まぁ話を戻して。
で、
話を端折りますが、
その予言は見事失敗し、
信者たちは見事に
打ちひしがれていたそうなんです。
でも、
信者たちは予言が外れた後に、
その宗教を弾圧する所か、
逆に、
「神に思いが届いたから、
神が救ってくださったので
予言は当たらなかった!」
と、
訳の分からない理由を立てて、
予言が当たらなかったことを
正当化しようとしたんです。
はたから見たら、
「いや、絶対違うでしょ!笑」
ですし、
たぶん信者の人たちも、
「いや、このいい訳はキツい。」
なんて思っていたでしょう。
でも信者たちは
いい訳の理由を自ら作り、
しかもそれまでは閉鎖的で、
信者たちを集めるという
行為をしていなかったのに、
予言が外れたとたん、
宗教の信者たちを
集めるという行為に
打って出たのでした。
これなんでだと思います?
実はこの行為こそが、
『社会的証明』によって、
自分たちを保護しようとする
行動だったという訳なんです。
つまりですね、
予言が外れたのに、
それを正当化させるように
言いまわっていたのは、
全財産をなげうって、
円盤に助けてもらおうとした
信者にとっては、
『その方法しか残ってなかった』
からと言うものです。
予言が外れたというのを
認めてしまえば、
職や家財や社会的立場を
なげうってしまった方にとって、
『人からの目に耐えきれなくなる』
という事が起こるので、
自分がやってきたことは
間違っていないって言う
一貫性の法則が働いたんです。
さらに、
閉鎖的で、
信者を増やそうとしてなかったのに、
予言が外れたとたん
信者を増やそうとしているのは、
『不特定多数の信者が入る
という事は、
その信仰が認められていると言う、
社会的証明とみなされるので、
信者を集めて、
社会的証明を集めたい
という欲求が働いて、
宗教の門を開いた』
という事になります。
いやぁ、
この宗教やりますねぇ!(^^;)
このことから分かったことは、
『人は自分が信じたものは、
一貫して信じる傾向がある』
と言うものと、
『不確定的要素の物は、
不特定多数の人や、
類似する人が信じると
信じやすくなる』
と言う事です。
なんか
何にでも使えちゃえそうですね!(^^;)
じゃあ、
これらを僕らは
どう活用するのかと言うと、
まずは、
『不特定多数の人や
見込み顧客と似たような人から
口コミを集めましょう!』
です!
例えば僕が一生懸命やってるのが、
僕は不妊鍼灸をしているので、
不妊治療がうまくいった方々から
レビューを集めて、
さらに不妊治療の方々を
集客しようとしています。
不妊って言っても
色々種類があるので、
色んなレビューがあることで、
不特定多数と類似性の
どちらも確保できる
と言う形になります。
そして一貫性なんですが、
僕が言ったことと、
同じことを言っている記事や、
情報を提供して、
まず僕が言っていることを
信じてもらいます。
そして接触回数を高めると、
いつの間にか影響の輪が出来て、
「先生の言ってることは正しい」
になります。
そうなると、
一貫性の法則が働いて、
違う情報が入ってきたとしても、
「先生の言ってることが正しい」
を貫いてくれるようになります。
と言うように、
この社会的証明と言うのは、
かなり強い力で、
信用を作り出すことが出来るので、
ぜひあなたも、
意図的に見込み顧客と
類似した人からの口コミを貰って、
意図的に拡散して、
集客に使ってみて下さい!
集客の加速度が変わりますよ(^^)