よく言う『特定の問題を抱える一人を集客する』を解説します。
今日は新規集客をする時に、
「よく『特定の問題に絞りなさい』
って言われるけど、
それってどういう事?」
って問題を解決します。
SNS投稿とかチラシとかで、
パーソナルジムとか整体が
「体の不調や悩みを改善します!」
みたいに謳ってるのって
よく見ないですか?
確かに体の不調がある方は
世の中にたくさんいらっしゃるので、
「体の不調がある方」って言えば
たくさんの方を集客できるって
思うじゃないですか?
実はこの
『たくさんの人をターゲットにする』と
あまり良くないんです。
その理由を説明します!
まず第一の理由として、
『見込み顧客に刺さらない』
と言う問題が発生します。
たぶんこの話を聞いているあなたも、
肩がこったり、
仕事で疲れがたまったり、
何かしらの体の不調があると思います。
でも、
たとえそうだったとしても、
「体に不調がある方」
と言う言葉って、
あんまし刺さんないですよね?
そう言われるよりも、
「この取れない疲労はなに??
朝から感じる疲れが取れない方は、
その原因である『体の奥』にある
筋肉さえも伸ばすストレッチ整体で、
朝の目覚めを良くしてみませんか?」
なんて言われた方が、
「私の症状良くなるかも!」
って感じると思うんです。
前者が大勢をターゲットにして、
後者が『特定の一人の問題』に
フォーカスしたメッセージになります。
これが見込み顧客に
刺さるメッセージと刺さらないメッセージの
大きな違いになるんです。
そして次のたくさんの人を
ターゲットにしない方がいい理由が、
とても大きな問題になります。
それが、
『悩みが浅いお客さんが来て、
やる気低下やトラブルの原因になる』
という事です。
大勢をターゲットにして、
刺さらないメッセージだけど
集客を可能にするためには、
価格を安くするしかありません。
そうするともう想像に難くないですよね?
例えば1回500円/30分で
お試しストレッチをしたとします。
たぶんほとんどの方は
リピートしないですよね?
仮に10人来たとして、
2人がリピートしてくれたとしましょう。
それ、
毎月毎月やるんですか?
毎月10人呼んで
2人リピートするけど、
8人は500円だけの売上で、
確かに新規は呼べてるけど、
働いても働いても
売り上げは伸びないし、
利益はほぼ無いですよね?
だからって
10人を20人に集客数を上げても、
4人のリピートがあるけど、
16人は500円だけの売上で、
なんかゾッとしませんか?
だとしたら、
大勢をターゲットにしないで、
特定の問題を持つ一人の人に
ターゲットを絞って、
2人集客して、
2人リピートになって、
しかも2人とも正規の料金を支払って、
そのうち一人は、
既にあなたの事を信頼していて、
5万円の回数券を買ってくれる
ってなったとしたら、
『稼働率は少ないのに
利益率はすごく高い』
なんてことになると思いませんか?
そうなると、
『稼げるのに時間的自由もある』
と言う状態になれるわけです。
そうしたらあなたは、
子どもの運動会や参観日は
休みを取っていけるし、
家族の誕生日は休めるし、
家族旅行だって行きたい時に行けます。
薄利多売で長時間労働と、
高収入と時間的自由がある生活は、
たった、
『ターゲットを絞っているかどうか』
だけの違いで生まれてくるんです。
だとしたら、
やっぱり新規集客する時は、
『特定の問題を抱えた一人を集客する』
と言う方にした方がいいと思うんです。
ぜひ今日からSNS投稿も
チラシやネット広告も
ターゲットを絞ってやってみて下さい!
もし出来れば、
今日の話や過去の話を参考に、
『自分はどんな
特定の問題を抱える一人の人』
の問題を解決できるのかを
書き出してみて下さい。
頭の中だけで整理すると
忘れちゃうことがあるので、
出来ればメモアプリでもいいですし、
書き出してみて下さい!
頑張ってみて下さいね!