ツールが目的化してませんか?
今日は、
『ツールが目的化していないかチェックする』
という事について話していきます。
実はこの話、
僕が先日青森の実家に帰った時に、
居酒屋さんであった話なんです。
どんな事があったのかと言うと、
最近飲食店に行くと、
注文を自分のスマホで
QRコードを読み取って、
自分のスマホから注文するなんて
形式をとる所が多くなってますが、
今回行った居酒屋さんも、
このタイプのお店だったのですが、
上手くQRが機能しなかったんです。
コードを読み取るんだけど、
そこから先のメニューが
表示されるであろう所まで
進まないってことが起こりました。
で、
そこから店員さんと
あ~だこ~だやりながら
QRコードと戦っていたんですが、
なかなか上手くいきませんと。
気付けば僕らが入店してから
20分は過ぎていました。
で、思ったんです。
「口頭で注文した方が早くない?」
居酒屋さんがQRコードを
使用する目的は、
スムーズなオペレーションによる
経費の削減と、
POSシステムなはずです。
つまり、
この二つが実行できるのであれば、
お店の運営の仕方は
なんだっていいはずなんです。
なので、
QRコードがダメだったら
口頭だって紙に書いたって、
なんだっていいはずなんですよね。
それで最終的には、
お店のタブレットをお借りして
注文を取るようになりました。
でも今回の事って、
この居酒屋さんだけじゃなくて、
僕らにも十分に起こりえることだって
実感したんです。
例えば僕は起業当初、
鍼灸院を設立したので、
何が何でも鍼灸を使って
治療しなくちゃいけないんだって
そう思ってました。
でも、
ストレッチだってトレーニングだって、
なんだって、
目の前のお客さんが良くなれば
何をしたっていい訳です。
それこそダイエットだって、
トレーニングをしてもいいし、
ストレッチをしてもいいし、
サプリメントだって使っていいし、
目の前のお客さんが
喜んでくれれば、
何をしたっていいはずなんです。
ですよね?
トレーニングもストレッチも治療も、
行ってしまえばただのツールです。
僕らはツールにこだわるんじゃなくて、
『どうお客さんに満足してもらうか?』
の方に視点を常に置いておくことが
とても大事だってことに、
今回まじまじと感じさせられました。
もちろんこの話は、
僕らが提供するサービスもそうですが、
いつも使ってるパソコンのアプリや、
カルテなどのシステムなど、
「当たり前に使ってるんだけど、
それって効率的なの?」
って言う事にも
気づきをさせてくれることだと感じました。
もしかしてあなたも、
「使えって言われてるから
ただ使っているだけ。」
になっている物ってありませんか?
もしくは、
サービス提供においても、
マニュアルがこうなってるから
同じようにやっている
だけになってるものってないですか?
この話を聞いて、
『本当に効果的で効率的か?』
という事に対して、
今日はアンテナを張ってみては
いかがでしょうか?
もし面白い気付きがあったら、
ぜひ教えて下さいね(^^)