『共通の敵』を作るとリピート率が上がります。
今日はお客さんとの
信頼関係を作るための
セールストークのテクニックについて
話していこうと思います。
あなたはお客さんと話していて、
「なんかお客さんの心が
最近は慣れてる気がする。」
なんて感じたことはないですか?
もしそれが
「よくある!」
なんてことだとしたら、
そもそもお客さんの事を
もっと理解してあげる必要があるのですが、
もし、
「一定の回数のセッションが終わると
そう感じることがある」
とか、
「ある程度のリピートをしていくと、
そんな感じの方が出てくる」
なんてことがあるとしたら、
それは、
『共通の敵が必要な合図』
なのかもしれませんよ!
ちょっと具体的に話しますね!
そもそも、
この共通の敵って言うのは
いったい何なのかって言うと、
あなたとお客さんが
一緒に乗り越えるべき壁
の事を言います。
例えで話すと、
ダイエットをしたいと言う方がいたとして、
あなたはその方を支える
パーソナルトレーナーだとします。
順調に体重が減ってきていますが、
たまにドカ食いしたい時があって
減量が停滞することがネックだとします。
そんなこんなを繰り返していくと、
諦めモードだったり、
自分に自信が無くなってしまって、
糸が切れてしまいそうになります。
そんな時にあなたが
こう言ったとします。
「○○さん!
時々ドカ食いしてしまって、
減量が思った通りに
上手くいかない事があるじゃないですか?
でもそれって実は、
○○さんのせいじゃないんですよ?
実はドカ食いしたくなる原因って、
○○さんの場合、
お話を聞く限りだと、
会社で受けるストレスが原因だって
僕は思うんです。
前言ってたじゃないですか!
ダイエットしたいって思ったきっかけが
会社で見た目の事を言われて
傷ついたことも理由の一つだって。
もしかしたらその
会社の人からの目線が
まだ気になっていて、
それが積もりに積もって、
爆発した時に
ドカ食いが起こるんじゃないですか?
だとしたらですよ!
だとしたら、
ドカ食いがたまに起こってしまうのは
もうしょうがないとして、
それでもいいから
会社の人たちの目線が
気にならなくなるところまで、
一緒に進んで行きましょうよ!
変な目で見られたりしたら
僕に言ってください!
トレーニングも大事ですけど、
僕が○○さんの聞き役になって、
ストレスを出来るだけ
逃がしてきますから!」
どうでしょう?
こんな風に言ったとしたら、
このお客さんはあなたの事を、
サービスを提供する
ただのトレーナーじゃなくて、
一緒に走ってくれる
伴走者って認識になるんじゃないでしょうか?
ちなみにここで言う
共通の敵は、
『会社の人からの目』
となります。
この敵に対して
一緒に乗り越えましょうと言うのが
この話の趣旨になります。
今回は共通の敵は
会社の人からの目として
設定しましたが、
もちろん共通の敵は
人それぞれになります。
もしかしたら、
家族を養わなければならない義務感
かもしれないですし、
仕事への責任感
なのかもしれないです。
それぞれの人が、
『今起こっている問題は、
なぜ乗り越えなければならないのか?』
という事にフォーカスして、
その乗り越えなきゃいけない理由に対して
共通の敵を作ってみると、
意外と上手くいくようになります。
あなたのお客さんの
問題を乗り越えるべき理由は
何なのでしょうか?
もしよければ一人だけ
お客さんを抽出してみて、
共通の敵を作ってみてはどうでしょうか?
ぜひ今日の課題として
取組んでみて下さい(^^)