毎月新規って、何人必要なんでしたっけ?
今日はビジネス戦略の
基礎的な話をしていこうと思います。
なんて言うか、
僕らトレーナーやインストラクターの方って、
数字的な目標を立てる方って
少ないんじゃないかと思います。
特に個人事業主の方は、
売上目標だとか、
リピート目標って、
あんまし気にしない方が
多い気がします。
「大体毎月委託先から
20万位あがって、
パーソナル10本やって
手数料と源泉引いたら
大体25くらいか。」
みたいな!
確かに高望みしないと
それでもいいと思いますが、
将来の事を考えたら、
もうちょっと稼ぐことに
フォーカスしてもいいと思うんですよね(^^;
それこそ僕は
妻と子供二人いますし、
子どもたちの大学までの
費用とか、
自分たちの生活や
旅行とかの費用とか考えたら、
資産形成も含めて、
「いや~!頑張んないと!」
ってなるわけです。
トレーナーの皆さん、
一緒に頑張りましょうね(^^)
で、
その売上の根幹をなすのが
新規集客なわけなんですが、
「じゃあ具体的に、
毎月どのくらいの新規を取ったら、
どのくらいの売上になるのか?」
が分かってないと、
何をどうしたらいいのかが
分からなくなるんです。
ですのでまず先に、
売上目標と戦略的な所を
ちょっと確認しましょう!
まず例えば、
パーソナルだけで売上目標を
月30万円にしたとします。
その場合、
一回のセッション単価が1万円で、
業務委託の手数料が
40%取られたとします。
つまり売上的に言うと
一回のセッション単価が
6千円だってことになります。
と言うことは単純計算して、
30万円÷6千円=50回
のセッションをすればいい
と言う形になります。
で、
週に1回のセッションをしていて、
一人当たり月に4回セッションをすると、
約月に13人の
顧客数が必要になる
と言うことになります。
ここまではいいですよね?
ではここからリピート率と
新規数の話になります。
もしあなたのリピート率が
50%だったとしたら、
13人の顧客数が今いたとしても、
次の月には6人とかになります。
と言うことは、
30万円の売上をキープするなら、
6~7人は新規集客を
しなければならないってことになります。
でも、
もしあなたのリピート率が
80%だったとしたら、
翌月に残る顧客数は
10人になりますので、
新規集客数は3人でいい
って言う形になるんです。
要は、
新規集客数って、
あなたのリピート率に比例する
って言うことになるんです。
で、
ざっくりの話なんですが、
大体あなたの顧客数って、
毎月どのくらい減ってるか、
何となくでいいので、
イメージしてもらえますか?
常連さんがいたとしても、
毎月何らかの理由で
いらっしゃらなかったり
するじゃないですか?
そのことも加味して、
何となくの感じで、
8月にいらっしゃった方の
何割くらいが
9月にいらっしゃらなかったのか
って言うのを考えてみて下さい。
もしそれが、
全体の2割程度でしたら、
まぁ優秀です!
新規の方の
2回目のリピート率が
80%以上だったとしたら、
優秀だと思ってください!
もし80%を下回っていたとしたら、
80%を目指して頑張ってください。
先ほども言いましたが、
リピート率=新規必要数が
比例してきます。
リピート率が高ければ高いほど、
新規者数が少なくてすみます。
新規集客には
基本的にお金と労力がかかります。
なのでリピート率が上がると、
その分利益が上がります。
もし一人新規集客するのに
5千円の費用が掛かったとすると、
リピート率が50%の場合、
7人新規集客しなくちゃ
ならなくなるので、
新規集客費用が3万5千円になります。
売上が30万円の所、
費用が3万5千円なので、
利益は26万5千円になります。
そこから健康保険だ所得税だって
引かれて行ったら、
見るも無残になります(^^;
で、
これがリピート率が80%だと、
新規集客数が3人でいいので、
費用は1万5千円になって、
利益は28万5千円になります。
なんかちょっと良いですよね(^^)
と言うことは、
必要な新規集客数は、
リピート率で決まってくるし、
必要経費もリピート率で
決まってくるってことになります。
今僕は、
2回目のリピート率の事だけに
フォーカスして話しましたが、
もっと具体的にいうと、
5回目のリピート率や、
年間リピート率など、
長期的な数字も
視野に入れてほしいと思うんですが、
まずは2回目リピート率を
いかに上げるのかにフォーカスして
やっていくといいと思います。
そうすることで、
必然的に全体的な
リピート率が上がってきて、
利益がどんどん上がってきます!
出来ればこれから
エクセルでいいので、
顧客管理を行って、
実際どのくらいのリピート率なのか
確かめてほしいと思います。
出来る方はぜひ、
今日の課題にしてみて下さい!