「言ったもん勝ち」って言う差別化があるのですが、
今日は良く言われる
『競合との差別化』
について話していきます。
ビジネスをしてると
「差別化しなさい!」
だとか、
「顧客から選ばれる理由はなに?」
とかって言われますけど、
正直言ってそう簡単に
作れるもんじゃないじゃないですか?
僕も差別化について考え始めた時、
禿げるんじゃないかってぐらい
悩んだ覚えがあります!笑
ただ、
この考えを知ってから
差別化って言うのが
本当に楽になりました。
出来ればもっと、
あと10年は早く知りたかった(^^;
では具体的に、
どんな方法を使った
差別化の方法なのかを話していきます。
どんな方法なのかって言うと、
『あなたの業界では
当たり前にやってることなんだけど、
競合は言ってない事を
先に言ってしまう』
と言う方法です。
この方法を
『先制マーケティング』
と呼びます。
かの有名なマーケッターである
ジェイ・エイブラハムが
この方法を見つけて、
日本でもこの方法が
取りざたされるようになってきました。
ですけどまだ
僕たちの業界では
全くと言っていいほど
使われてないので、
言葉を気にしないで言うと、
「言ったもん勝ち+使ったもん勝ち」
です(^^)
この先制マーケティングなんですが、
有名な例として、
ビール会社の話があります。
どんなことをしたのかと言うと、
とあるビール会社が
競合との優位性に負けて、
ビールのシェアが低くなってしまった時、
こう言うようにしたんです。
「わが社のビールは、
5年以上1623回の試験を繰り返して、
一番口当たりの良い酵母を見つけ、
さらに地下深くの
ミネラル豊富な地下水を利用して、
しかも瓶は加熱処理をしているので
美味しいビールが安全安心で
飲むことが出来るんです!」
なんか凄くこだわったビールが
安心に飲めるんだなって感じますよね?
でも実は、
このこだわった方法って、
どのビール会社も実は
当たり前にやってることだったんです。
でもこのビール会社以外は、
顧客に伝えてなかったんです。
なぜなら『当たり前すぎる』から。
だけど、
一般のビールに精通してない
普通の人からしたら
「なんかすごくこだわってるな!」
って感じますよね?
実はこう言ったことって
僕らの業界にも存在してて、
例えば資格だって、
「280時間以上の研修と、
60日にも及ぶ実技試験に
合格した人だけが手にする
○○資格です」
って言うのと、
「○○資格持ってます」
って言うのじゃ
価値の伝わり方って
なんか違いますよね?
と言うように、
僕らは普通にやってることだとか、
持ってるものだとかって、
一般の方からしたら
「え?すご!!」
ってなることって
いっぱいあると思うんです。
そしてその事実を
他の競合が発信してなかったら
それはチャンスです!
もし今思いつくような、
競合がまだ言ってない、
あなたは普通にやってるけど、
一般の人からしたら
凄いとみられるものを
思いついたとしたら、
このままSNSで発信してみましょう!
それがいつの間にか、
「○○と言えば○○さん!」
みたいに、
差別化として定着するかもしれませんよ(^^)