個人事業主のブランド戦略
今日は個人事業主の方や
一人社長の方の為の
ブランディング戦略について
話していこうと思います。
ブランドとかブランディングって言うのは
あなたも良くご存じだと思います。
ブランドを定義すると、
お客さんがあなたやあなたの商品が
『どんなイメージなのか?
どんな価値を持ってると感じてるのか?』
を表す言葉と言えます。
つまり平たく言えば、
『○○なら○○さん(商品名)』
みたいなことだって言えます。
こう言ったブランド力をもって
お客さんを引き付けられたら
そりゃ楽ですよね(^^)
だって、
お客さんはもう買う前提で
あなたの元に来るわけですから!
ただ現実は
そんなに甘くなくて、
僕を含めた個人事業主の方や
一人社長のビジネスでは
なかなかそう言ったブランドを
最初から作っていくって言うのは
ちょっと難しいのが現実です。
あなたの周りでも
「○○なら○○さん!」
って、
あんまし聞いたことないですよね?
僕の周りでも聞いたことあるのは、
「筋子なら○○鮮魚店さん!」
みたいに、
長くやってる老舗さん位なもんで、
一個人がブランドを持つなんて
あんまし耳にしたことはないです。
ただこの
『ストーリーを使ったブランディング戦略』
は見込み顧客の心をグッとつかみます。
これまでも何度か
ストーリーの力について
話をしてきましたが、
ストーリーはブランドさえも
作ることが出来るんです。
『人は何を買うか?よりも、
誰から買うか?を重視する』
例えばですが、
スーパーに柿が売ってたとしましょう!
時期ですね(^^)
Aの柿は1個100円。
Bの柿は1個300円としましょう。
どちらも国産の普通の柿です。
普通だったら間違いなく
Aの方を取ると思うのですが、
よく見てみるとBの柿の方に、
こう書いてあるのが見えました。
「家族で育てた柿農園
ウチの娘が言うんです。
父ちゃんの柿ってホントに甘くて
小学校でも人気なんだよ!
ウチの柿農園は家族で育ててるので
そんなに収穫量も多くないのですが、
一個一個家族総出で世話をし、
どこよりも負けない品質と
メロン並みの甘さが特徴です!
ぜひあなたのお子さんにも
食べさせてみて下さい!」
もしあなたがお子さんをお持ちなら、
この文章を読んだ瞬間、
1個100円と300円の差なんて
ほんのわずかに感じると思います。
むしろAとBの柿を
比較するんじゃなくて、
『子どもの笑顔を見られる買い物』
として考えることが出来て、
300円は安いと感じると思います。
と言うように、
SNSやホームページなどで
あなたやあなたの商品についての
ストーリーを一緒に載せることで、
ブランディングさえも
出来るようになってくるんです。
ここで重要なことは、
ストーリーを作る時は、
『みんなをターゲットにしない』
と言う事です。
みんなをターゲットにすると
メッセージがぼやけます。
そうすると
誰にも刺さらない
メッセージになっちゃいます。
そうならないように、
『お客さんにしたい
一人の人に向けたメッセージ』
を作るんです。
さっき柿農園の方のメッセージを
例として作りましたが、
このメッセージをどうやって
作ったのかと言うと、
『39歳子持ちの男性』
に対して響くように作りました。
ある程度限定的な方に
響くように作りましたが、
結構多くの方に
響いたんじゃないでしょうか?
と言う事は、
特定の一人に刺さるような
メッセージを作ったとしても、
集客性は低くならない
と言う事になります。
ですのでもしあなたが今
ご自身のブランド構築をして
売上を上げていきたいって
思ってるとしたら、
『特定の一人に対して』
あなたやあなたの商品の
ストーリーをを語ってください。
地道ではありますが、
そうやってストーリーを広め、
少しずつ知ってもらって、
ブランドを固めて
行ってもらえればと思います。
千里の道も一歩より。
まずは自分が起業した思いから
伝えてみてはどうでしょうか?