僕が薄利多売からどう抜け出したのか?前編
今日は大事な事業計画について
話していこうと思います。
と言うのも、
実は以前、
僕自身が事業計画について
失敗したことがあったんです。
これは僕のお店の客単価が
大体4000円くらいだった時の
実際の話です。
たしか今から
6~7年くらい前の
話になると思います。
その頃の僕は、
「まずは予約を一杯にしてやろう!」
と、
躍起になって取り組んでました。
なんせ、
パーソナルジムを立ち上げたばかりで、
フル稼働にはまだまだ足りなく、
売上をもっと伸ばせると
思っていました。
それこそGoogle広告やら
メタ広告やら、
紹介戦略やら、
ありとあらゆる手を打って
顧客数を伸ばすことだけに
頑張って取り組んでました。
そうです、
価格戦略をおざなりにして。
その後
顧客数は順調に伸びていき、
パーソナル部門も軌道に乗って、
LTVも飛躍的に伸びていきました。
そしてその数か月後、
「やったーーーーー!
今月も予約パンパンだ!
売上も100万円を軽く越して
来月分の予約も既に
7割がた埋まってるぞーーー!
これで収入も安泰だ~!!!」
そう歓喜していました。
そして
ゆっくりと、
そう、
ゆっくりとこの予約パンパンは
事業に影を落としていったのです。
そしてある日、
その影は一気に現実化していきました。
見込み顧客Aさんからの電話
「すいません。
急な腰の痛みで仕事を休んでて、
予約を入れて頂きたいんですが。」
僕
「すいません。
ご予約は既に
3週間埋まってまして。」
見込み顧客Bさんからの電話
「そちらに通っているCさんから
紹介して頂いて、
夜寝れないほどの
肩の痛みで苦しんでるのですが。」
僕
「申し訳ありません。
実は今最短でご予約可能なのが
1か月後になってまして。」
既存顧客Cさんからの電話
「先生お久しぶりです!
この前Bさんを紹介して
断られたらしいんだけど、
何とか出来ないかな?
あと実は私も最近神経痛が
ぶり返してきちゃって、
どこか予約は入れるとこ無い?」
僕
「本当にごめんなさい!
今本当に予約が埋まってて、
キャンセルが出たらCさんに
すぐ連絡しますから!」
その後A・B・Cさんから
連絡が来ることはありませんでした。
実はそれ以外にも
こう言う事が多々あり、
僕のお店は
口コミでは高い評価ながら、
裏では
「予約が取れないから
諦めた方がいいよ。」
と言われていたそうです。
そしてその後、
最悪の事態が起こったんです。
その日の予約は
パーソナルと治療の新患さんとが
入り混じった、
ちょっと難易度の高い
予約状況となっていました。
そんな状況なのに、
僕の気持ちとは裏腹に
最初のお客さんが10分遅れてくる
と言うことが起こりました。
遅れを取り戻そうと、
何とか試行錯誤しましたが、
遅れを取り戻すことが出来ず、
次のお客さんがいらっしゃいました。
次のお客さんは新患さんで、
重度の症状を抱えていらっしゃり、
僕が思っていた時間よりも
10分の遅れを生じてしまいました。
この時点で20分の
遅延が生じていたわけです。
そして20分待っているお客さんの
すぐ10分後には
その次のお客さんが来て
ストレッチを受けることになってました。
「まずい、
どうすればいい。。。」
そんな考えが顔に出ていたのか、
その20分待ってくれていたお客さんが
僕に向かってこう言ったんです。
「吹越君、
あのね!!」
続きが長くなりそうなので、
明日にこの話の続きを
しようかと思います!
この20分待ったこのお客さんは、
僕に何を言ったのか?
僕は何を学んで、
どう事業を修正したのか、
後半に包み隠さずお話しするので、
お楽しみにお待ちください(^^)