今日の話は有名な

『ドリルと穴』

の内容になります。

あなたも聞いたことがあると思いますが、

「顧客がドリルを買う理由は、

ドリルが欲しくて買ってるんじゃなくて、

空けた『穴』が欲しいから

ドリルを買っているんだ。」

というマーケティングの話です。

つまり顧客は目的を達成するために

ツールを買っていた

ということになります。

この話はとても重要です。

例えばパーソナルトレーニングの

サービスを提供しているあなたの元に

新規顧客がダイエットがしたくて

来たとします。

でも今のあなたは既存のお客さんで

手一杯になってしまっており、

ダイエットをしたいお客さんを

帰してしまったとします。

ここで言うドリルは

パーソナルトレーニングであり、

『穴』はダイエット後の顧客です。

では質問です。

この顧客は、

『どんな穴を欲しがっていましたか？』

つまり、

どんなダイエット後の自分を

連想していたのでしょう？

もしかしたら、

その顧客は体重を減らすこと

じゃなくて、

『姿勢を良くすること』

が目的なのかもしれません。

もしかしたら、

体重を落とさなくても

達成できる目標なのかもしれません。

だとしたら、

あなたはパーソナルトレーニングを

提供しなくても、

その顧客を満足させられるのかも

しれませんよね？

トレーニングは言ってしまえば

ツールの中の一つにすぎません。

僕らが提供するべきものは

『穴』

なんです。

なので、

顧客がどんな穴もとい、

どんな目的でいらしたのか、

詳しくヒアリングしていく

必要があるってことなんです。

もしかしたら

パーソナルトレーナーのあなたが

姿勢を改善させるために、

ストレッチのみを提供しても

いいかもしれませんし、

顧客の職場に赴いて

椅子とデスクの適正チェックを

行ってもいいかもしれません。

何が何でもパーソナルを

提供しなくちゃならないなんて、

そんなことはないんです。

顧客が喜んで満足してくれれば

それでいいですよね(^^)

もしかして頭固くなってませんか？

「〇〇をしなければならない」

を一度外して顧客が望む『穴』は

どうやったら作れるのかっていう

その一点を考えてみると楽しいですよ！

よいアイディアが上がったら

僕にも教えて下さいね笑