ピアノの前に座ったらみんな笑った。けど、
『ピアノの前に座ったら
みんな笑った。
けど、引き始めたらもう
誰も笑わなかった。』
このピアノの話を
聞いたことはありますか?
何度か僕も紹介したことが
あったと思いますが、
この話は1920年代に作られた
ピアノを売るための
セールスレターです。
この短い文章ですが、
凄くたくさんのイメージが
わいてきますよね。
僕が想像する感じだと、
見たからにピアノなんて
引けそうにないような男の人が
ピアノの前に座ると、
周りの人が、
「ねぇあの人、ピアノの前に座ったけど、
ピアノなんて弾けるのかしら笑」
って言われている所が想像されます。
でも、
いざピアノを弾き始めると、
その男の見た目からは
想像することが出来ない
素晴らしいピアノの音色に
周りはあっけにとられているような、
そんな感じなんだろうなって
想像します。
このセールスレターの構成は秀逸で、
今でもこのセールスレターを使い回して
色んなセールスレターが出来ています。
例えばこのピアノの話を
ちょっと変えて作られたのが、
フランス語のセールスレターです。
『私がウェイターにフランス語で
話しかけられると、
みんなニヤニヤして私を見ました。
でもそのウェイターに
話し返すと~~~。』
ってやつです。
情景がパッと浮かんできますよね。
そして一番素晴らしいのが、
自分がストーリーの主人公になっている
感覚になると言う事です。
周りからは
「そんなこと出来ないだろう!」
と思われている自分が、
その雑音を蹴散らす感じは
何とも言えません。
今日僕がなぜこの
セールスレターの話を
しようと思ったのかと言うと、
『スキルは自信になる』
と言う事を伝えたかったからです。
起業するにせよ、
新しいものを作り出すにせよ、
自信が無ければ行動できません。
だけど、
努力して努力して、
少しずつスキルを高めていければ、
いずれそれが自信に変わります。
そしてその自信が出来れば
ピアノの人になれるわけです。
たぶんピアノの人も
周りの人の目を気にせずに
ピアノを弾けるようになるまで、
たくさん練習したのでしょう。
その練習量があったからこそ、
人前でピアノを弾けるようになった
と思います。
多分これって
普遍的なものなんだと思います。
人前にオープンに出来るまで
スキルを高めるのって、
かなりの努力がが必要だと言う事です。
それをショートカットして
手に入れたスキルって、
上っ面なものが多くて、
人前でオープンにすることが
恥ずかしく感じてしまいます。
なのでスキルを高めて、
どのくらいで世に出せるかと言う基準は、
『人から見られて恥ずかしくない』
という感覚となります。
その為にもまずは、
自分の強みを見つけて、
それを活かした商品やサービスを
作っていくことが必要になります。
最初は自信がなかったとしても、
とにかく自分のスキルを磨いて、
自分の強みを発見し、
それを今度はどんどん研ぎ澄ましていく。
そして、
『人にオープンしても
恥ずかしくないと感じたら』
世に出せばいいのです。
そうすれば自信がつきます。
自信をもって
自分のビジネスを成長させていきましょう!
今日はセールスレターの話を混ぜて、
努力を積み重ねることが
自信につながるという話でしたが、
間違ったところにかかった
ハシゴを上る努力をしても、
努力が無駄になってしまうだけなので、
正しい方向性の努力をすることは
重要なポイントになります。
↓↓↓
この本を読んだ時の感想は、
「起業時の基本的なことが書かれていて、
びっくりするテクニックが
書いてるわけじゃないんだなぁ」
って感じでした。
逆に言えば
起業する基本的なことを
全て網羅しているので、
副業や今から起業したい人には
お勧めの本です。
特に、
『人の役に立てるような
ビジネスを作りたいんだけど、
どうやってそれで稼げばいいのか
腑に落ちていない。』
と言うような方なら
ピンとくるでしょう。
僕もたまに読み直しますが、
「あ、そうそう!忘れてました!」
と言うように、
ビジネスの再確認が出来るので、
持っていても損はしない一冊です。
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http://directlink.jp/tracking/af/1515983/cpsqaTKS/