「何度言ったら分かるの?」って思ってませんか?
今日の話は『伝わる話し方』についてです。
あなたもこんな経験ありませんか?
何回も同じことを説明しても
全然理解してくれなかったり、
同じミスを繰り返して、
分かって欲しくて言っているのに、
「分かってます!」
なんて言われることって。
これって上に立つ者の
宿命なのでしょうか(^^;)
今日はそんな伝えても
なかなか理解してもらえない
経験がる方のための
伝え方をお伝えします。
結論から言うと、
『一つのことに絞って伝える』
という事をします。
例えば従業員の方が
お会計の時に
渡す金額を間違ってしまった
という事があったとしましょう。
あなたならなんて言いますか?
「商品の価格をちゃんと確認して、
お釣りを確認してから渡すんだよ!
それにお釣りを渡すときは
ぶっきらぼうにならないように
ちゃんと相手の顔を見て
渡すようにするんだよ!
いい?
お会計の前後の次回予約の
確認まで出来てないと、
受付業務が出来てるって
言えないからね!」
みたいになってませんか?
言いたいことは分かります(^^;)
でもこんなにたくさんの事を言われると、
言われた本人は落ち込んだり、
プライドが傷つけられてしまい
ただ反発するだけになってしまいます。
なので、
択さん言いたいことは分かるのですが、
大切な事だけを話して理解してもらいましょう。
上記の会話の中で
まず大雪なことは、
お会計を間違わないようにすることです。
なので、
次回予約がどうのこうのとか、
笑顔で対応がどうのこうのとかは
まず今回はぐっとこらえましょう。
今回覚えてほしい
商品金額の確認をして
お釣りの確認をするという
行為のみにフォーカスして
理解してもらうようにしましょう!
ぐっとこらえるのです。
そうやって一つ一つ覚えてもらって、
一人前になってくれれば
僕らの手が空くようになります。
そうすると自分がやるべき仕事に
集中できるようになります。
任せられるようになるまでが
大変なのですが、
人が育つまで時間がかかりますので、
一つ一つじっくり覚えてもらって
育ってもらいましょう!
その為に伝える事を一つに絞り、
一つを理解してもらってから
次を覚えてもらうのです。
ちなみにこれは
あなたの従業員の話だけではなく、
ビジネスパートナーはもちろん
何かを相手に覚えてもらう時は
鉄則の方法になります。
人間はマルチタスクは出来ません。
出来たとしても
かなり効率が良くないです。
なのでいっぺんに
たくさんの指示を出して
動いてもらうよりも、
一つずつ覚えてもらって
進んでいった方が、
長い目で見ると
時短になったりするものです。
ぜひあなたも今日から
指示を出したり、
何かを伝えて覚えてもらう時は
情報を一つだけ抽出して、
一つ覚えたら次と言う形で
一つに絞って伝えるようにしてみて下さい。
相手との関係性も
良くなりますよ(^^)