お客さんにウケない差別化とは?
今日の話は『競合との差別化の仕方』
についてです。
その前にDirect出版さんの講座に参加して、
ハッと思ったことをシェアしたいと思います。
先日インスタの運用の仕方の
セミナーに参加した時の話です。
その時の講座の内容が、
インスタを運用するには、
『どんな立場の自分が
どんなお客さんに対して、
どんな感情を頂かせる投稿をするのか?』
という内容のものでした。
つまり、
自分が『なんの専門家なのか?』
という事が明らかになっていないと、
お客さんは振り向いてくれない
という事になんです。
そりゃ専門家じゃない
テキトーな人が言っている言葉って、
単なるエンタメみたいな感じになって、
面白さを追求したような
エンタメ志向の投稿しか
見てくれなくなっちゃいます。
僕らは専門家なので、
エンタメ要素を抜きにしても
見られて信頼を勝ち取らなければ
いけないんです。
なので、
『なんの専門家なのか?』
を明らかにする必要があります。
で、
その『なんの専門家なのか?』を
どのようにして決めるかと言う話の中で、
こんな講師の言葉がありました。
「差別化はシンプルにして下さい!」
つまりこの言葉はこういう事です。
例えば僕らパーソナルトレーナーは、
最近のトレンドとして、
ダイエット指導もできて
高齢者指導もできて、
美容系の指導もできてみたいに、
様々なオプションを付加できるような
万能トレーナーがうけているような
そんな印象を持ちます。
なのでそういった万能トレーナーは
あれも出来てこれも出来てと言う、
得意技てんこ盛りをプッシュしてしまいます。
確かに得意技がてんこ盛りのトレーナーって
なんだかすごそうに見えるのですが、
『顧客に全部求められてますか?』
と言うと、
そう言う訳ではありません。
ここで大切なのは、
『誰に何を求められているか?』
という事です。
話は変わりますが、
最近のスマホって
めっちゃ何でもできるじゃないですか?
でも、
僕もそうなんですが、
全部の機能を使いこなせてるかというと、
そんなことはないです。
僕はiPhoneを使ってるのですが、
中には何年も今まで使ったことがなくて、
最近それを知ったなんてこともあります。
要は、
たくさん得意技があっても、
お客さんがあなたを使いこなせなければ、
『その得意技はあってないようなもの』
になっちゃうと言うことです。
なので大事なことは『シンプルに伝わりやすく』
を心掛ける必要があるんです。
やりたい事がたくさんあるという事は
その気持ちはよくわかるのですが、
まずは一つの得意技だけに絞って、
差別化をしてみて下さい。
出来れば需要の多い特技を選んで、
差別化をしていってみて下さい。
スーパーの中で
高級な醬油を売ろうとするのは
ちょっと難しいですが、
醤油専門店の中で
高価な醤油を売るのは
さほど難しいことではありません。
なぜならお客さんは
『最初から醤油を買いに来ているから』
です。
沢山の専門性を出すのではなく、
一つの専門性を出すことで、
単価の高いサービスでも
買ってくれるようになります。
そのうえで、
買ってくれたお客さんに対して、
「あんなことも出来ますよ!
こんなことも可能ですよ!」
って提案をしていって、
顧客単価を上げていければ
LTVだって上がっていくわけです!
ぜひあなたも差別化はシンプルにして、
買ってくれたお客さんに対して、
他の特技も売っていくようにしましょう!