どっちが売れる?「予防」VS「治療」
突然ですが問題です!
あなたが売っている商品と仮定して
考えてみて下さい。
下記のどちらが
より多く売れるでしょうか?
A.風邪を引かない予防薬
B.風邪を治す風邪薬
分かりましたか?
答えはBの風邪薬です。
これは厳密には数字を取っていないのですが、
マーケティング業界ではよく言われていて、
予防の商品は売り難い。
逆に問題を解決する
治療を施す商品は売りやすいって言うのが
鉄板的な常識になります。
あなたは保険って入ってますか?
すいません、ちょっと言い換えます。
20代の頃って保険に入ってましたか?
多分ほとんどの方はNoだと思います。
よほど保険屋さんと付き合いのある人か、
何ら頭の体の問題を抱えていなければ、
20代で保険を考えることは無いでしょう。
つまり、
目の前に問題かない場合、
人は行動を起こそうと
思わないんですよね!
でもなんで30代とか40代になると
保険に入ろうと思うのでしょうか?
それは、
20代の頃には予防となっていたものが、
年を取るごとに体の問題が
目の前に感じられて、
予防から問題へと変わってきたからです。
僕も30代になって、
家族を持つようになってから
いっぱい保険入りました笑
まぁそれは置いておいて(^^;)
人はなかなか予防にお金を払いません。
でも治療には財布の紐が緩くなります。
しかも、
今すぐ解決してくれるような治療には
すぐにクレジットカードを取り出します。
そしてさらに
専門的な治療には
高額を支払います。
例えばただの風邪薬じゃなくて、
のどの痛みを抑える風邪薬とか、
たんを取り去る風邪薬とか。
使っている成分はほぼ同じでも
専門って言うだけで
商品の単価が上がります。
今日のこのアイディアって、
あなたの商品やサービスでも
何か使えませんか?
ただのパーソナルトレーニングを
『50m8秒を切れない人の為の
スプリントトレーニング』
みたいな感じで!
間違っても、
アキレス腱を傷めないようにする
走り方レッスン
なんて言う
予防で売らないようにしましょうね!
まずは治療を売りましょう!