売上低迷の『兆候』が分かるようになる!
今日はもしあなたの売上が
低迷する前に見るべき
経営上の数字について
話していこうと思います。
まぁそんなこと
ないに越したことはないですが、
起こる兆候を察知できる
基準が頭に入っているのと
そうでないのでは、
一歩目が違うと思うので、
ぜひ頭の片隅に入れといてください!
では早速!
この数字を追っかけておけば、
「もしかして売上低迷の
兆しが出てきたかも!」
って気付くことが出来るので、
そもそも売上低迷が
起こらなくなります。
その数字と言うのが、
『純増移動平均値』
です!
ではざっくりこの数値の
求め方を説明します。
まず必要な数字である、
過去12カ月の新規数と
離脱数を調べます。
その新規数から離脱数を引いて、
『純増数』をだして、
その純増数を12か月分、
平均を出します。
ではちょっとパーソナルジムの
会員があったとして、
例を出してやってみます。
月 増 減 純増数
1 7 5 2
2 4 4 0
3 9 2 7
4 10 1 9
5 5 6 -1
6 7 10 -3
7 8 8 0
8 8 6 2
10 7 6 1
11 6 5 1
12 9 4 5
これで考えてみます。
となると、
1月から12月の純増数の
合計は23になるので、
平均を出すと、
1月から12月の純増移動平均値は
1.91となりました。
合ってますよね?笑
じゃあ、
この出てきた数字が
何がどうなれば
売上低迷に気付けるのかと言うと、
『3カ月連続で低くなった場合』
売上が下がってきている傾向である
ことを意味します。
さっきの例えだと、
12月の時点で1.9となりました。
例えばですが、
この後の3ヶ月で、
純増数が、
1月1
2月0
3月0
だった場合、
1月の段階で1.83(合計22)
2月の段階で1.75(合計21)
3月の段階で1.25(合計15)
みたいになったら
ヤバいってことです。
※割るのは『過去12か月』です。
たぶんここまで純増数が
低くなったのが連続したら、
感覚的にも分かると思うのですが、
その感覚を数字にして
改めて確認することって
かなり重要です。
事業主であるあなたの感覚も
かなり大事なんですが、
数字として確認することは
もっと大切です。
この『純増移動平均値』を
ぜひあなたの事業にも
取り入れていって、
売上の低迷の兆候を
数字で察知していきましょう!
もし兆候が見え始めてきたら、
リピート改善の施策を試したり、
休眠顧客に連絡したり、
何かしらの策を試していきましょう!
売上低迷が起こった時より、
起こる前に止血した方が
早く回復できますから!
ぜひ今日は新規数と
離脱数のチェックを
やってみて下さい!
頑張ってくださいね!
応援してます!