今日はお客さんに自分の商品やサービスを

説明するときに気を付けなければならない事

について話していきます。
 

先日ウチのトレーナーと

セールスページを作っていた時に

フッと思ったんです。
 

ウチのトレーナーって、

どこかでコピーライティングを

習ってきたわけじゃなくて、

1から僕が教えているので

文章の作り方や

お客さんとの話し方などは

全くの素人と言っても過言じゃありません。
 

でもちゃんとJATIも合格してるし、

なんだったら今現在

パーソナルも治療もお客さんがついていて、

コミニケション能力が低いわけでもないです。
 

そんな彼がいざ

セールスページを書こうとすると、

「ダイエットをする時は、

食事のバランスに気を付けましょう！」

みたいに書いちゃうわけです。
 

これ、

何がまずいか分かりますか？
 

食事のバランスってなに？
 

言っていることが

あまりに抽象的すぎますよね？
 

バランスって言う言葉もそうだし、

食事って言う表現もそうです。
 

食事のバランスを気を付けましょうって

言われた側はもしかしたら、

「ハイハイ、分かってます！」

ってなるかもしれませんし、

「えっ、やっぱりそんなに重要？！」

ってなるかもしれません。
 

人によってとらえ方って

全然違ってきますよね？
 

ではもし、

食事のバランスを気を付けましょう

じゃなくて、

「１食あたり400kcal以内にして、

ご飯の量は140gに制限しましょうか！」

みたいに具体的にしたらどうでしょう？
 

これだったら

人によってのとらえ方の違いって

なくなってきますよね？
 

今僕はウチのトレーナーが言っていた

食事の説明について話しましたが、

実はこのような説明の間違いって、

結構やってしまうことがあるんです。
 

それは、

お客さんへの商品やサービスの

説明の時が特に多い傾向があります。
 

結構僕はリサーチがてら

競合や多店舗のお店に

お客さんとして入って、

実際にサービスを受けてきます。
 

その時によく説明を受けるのが、

「ウチのジム（整体）に入ると、

こんなサービスが受けられて、

しかも今ならこんなに安いです！」

という感じです。
 

悪くはありません。
 

でも、

『そこを選ばなければならない理由』

という大事なところが抜けているんです。
 

ざっくり行ってしまうと、

ほとんどのお店で言っているのは

「うまいよ！安いよ！」

です。
 

つまり、

「ウチに来ると

こういうメリットがあって、

しかも安いです！」

と言っているのです。
 

さっき話したウチのトレーナーと

言っていることは変わりません。
 

抽象度が高いんです。
 

・なぜ私が買わなければならないのか？

・他とどう違うのか？

・今買わなければならなり理由は何か？

と言うことが

ほぼほぼ説明できてません。
 

そりゃ

カチッコチに固められた

マニュアルがあるので

仕方ない事ですが、

少なくともフランチャイズでなければ

スタッフにある程度の予算や

采配の権利を与えても

いいんじゃないかって思います。
 

特に新規の方に関して、

抽象度の高い言葉選びをすると、

全くの素人さんに話すわけですから、

説明を受けた側は迷います。
 

迷うと人は

『分かんないから買わない』

を選択するので、

必然的に成約率が下がります。
 

そうなると、

サービス提供側もお客さんも

どちらにとっても良くないですよね？
 

なのであなたは

お客さんに商品やサービスの

説明をする時は、

『みんなに言えることじゃなくて、

その人にしか言えないことや、

そのサービスでしか言えない事』

を説明するようにしましょう！
 

僕のジムですと、

「ウチのジムは他と違って、

毎週毎週ジムに通いません。

と言うのも、

ウチのコンセプトは

痩せられるあなた作りなので、

月に一度だけ来ていただいて、

その時に課題を渡します。

その課題をやってもらうことで、

ジムに行かなくても

痩せられる体と知識がつきます。」

みたいな感じです。
 

ぜひ今一度お客さんへの

話し方に抽象度が高い話し方が

入っていないか思い返してみて、

見つかったら、

『その商品やサービスでしか

言うことが出来ないこと』

に変えてみてください。
 

ちょっと難易度は高いのですが、

やると成約率がグンと上がりますよ！
 

グンとって言うのも

抽象度が高いですね！笑
 

実は結構抽象度が高い説明が

入っているものですから、

気を付けてみてください(^^)