逆境を乗り越える。
今日は『停滞から抜け出す方法』
について話していきます。
この話は感情論とか根性論ではなく、
あくまで経営的な話になります。
では、
具体的にどんなことをすることで
停滞から抜け出すのかと言うと、
『何が問題なのかを把握する』
と言う事をします。
当たり前に聞こえるかもしれませんが、
これほとんどの方が出来てません。
ほとんどの方は
不況な時や何らかしらの原因で
売上が下がってしまった時には、
『新たな打ち手』
を探します。
例えば別事業をしてみたり、
流行のことをしてみたり、
今までと違ったことをしようとします。
これらが全くの間違いか?
って言うとそうでもないのですが、
新たな打ち手を探す前に
まずは自分のビジネスの問題を探しましょう。
もしかしたらそれは
顧客のニーズが変わったこと
なのかもしれませんし、
競合が同じような商品を
安く売り始めたから
なのかもしれません。
いずれにしても、
問題が必ずあるはずです。
例えばあのコロナが始まった時に、
フィットネスやトレーニングジムは
完全にクローズすることになりました。
でも市場には健康を目的とする
見込み顧客が多く居たわけです。
なのでオンラインだとか、
健康コンテンツが流行ったわけです。
つまり、
商品・サービスは同じであっても、
提供自体が出来なくなったので、
提供方法が変えられたかどうか?
が勝敗を分けたわけです。
ちなみに今現在起こっているのは
インフレによって物価が上がり、
消費者の財布のひもが
固くなってきていることです。
もしこの財布のひもの硬さによって
売上が下がっているとしたら、
・なんの商品の売れ筋が落ちたのか?
・どの商品のリピート率が下がったのか?
・どんな広告の反応が落ちたのか?
・集客媒体ごとの売上の差はどうなのか?
・何かしらの規則性はあるのか?
などなど、
様々な角度から問題をあぶり出します。
そしてあぶり出された問題に対して、
『少額の予算で小規模にスピーディーに』
テストを行って改善を図ります。
例えばGoogle広告の結果が
思わしくなくなってきたとします。
調査した結果、
「理想の体になりましょう!」
と謳っている広告系の反応が
下がっていると分かりました。
あなたならどうしますか?
僕なら、
「最近むくみがヒドイ?
もしかしたらそれは、
その肥満が症状の原因かも?」
みたいにするかもしれません。
要は、
理想の体を手に入れたい
って言うのは、
緊急性が低いけど重要性が高い問題
なので、
『大事なのは分かってるんだけど、
別に今しなくても~』
みたいなので、
景気に左右されやすいと思われます。
対して、
見込み顧客の問題が
緊急性が高くて重要性も高い問題
だったとしたら、
「今なんとかしなきゃ!」
になるので、
不景気であっても反応が出るのです。
不景気だって
見込み顧客からしたら
なぞのむくみは怖いですからね!
そういうなぜ広告の反応が落ちたのか?
という理由が見つかれば、
後はその対策を講じるだけです。
でもやってみなきゃ分かんない
ってことが多いので、
ここは小規模小予算で
数うちゃあたれ戦法でいいです。
あぶり出した問題に対して、
数うちゃあたれ戦法を駆使して、
一筋の光を見つけるんです。
ほとんどの競合はコレをしません。
なのであなたがやったら勝ちです!
もしあなたが今現在
停滞や売上が伸び悩んでいるとしたら、
ぜひ数字をもって分析してみて下さい。
そして数うちゃあたれ戦法を駆使して、
競合が低迷している傍ら
成長していきましょう!