感情を売ると3倍の値段出売れます。
先日は東京マラソンに
僕の所でトレーニングしている方の
選手の帯同トレーナーとして
出かけてきました。
東京は風もなくいい天気で、
東京マラソンをテレビでご覧であった方も
良い条件で走れていると
思ったのではないでしょうか?
さすがに朝晩は冷えましたが、
日中はとても良い天気で、
スタート位置からゴールまで
42.195kmずっと
応援する人の切れ間が無いように
見えました!
お祭りみたいな盛り上がりの
マラソンが出来るなんて
日本というか東京はすごいですね!
今日はマラソンについてではないのですが、
商品の価格について
話していこうと思います。
ちなみにあなたは
商品の値決めについて
考えたことってありますか?
もちろん新しい商品を作って
売ろうとするなら
値段について考えなきゃいけないですよね?
でも正直言って、
安くは売りたくないし、
かと言ってお客さんに
「高いよ!」
って言われたくない。
出来ればお客さんに
「ありがとう!」
って言って買って欲しい。
そう思いますよね?
今回僕が帯同した
東京マラソンですが、
参加料は16,500円でした。
ちなみに地方のマラソン大会の
参加料は大体5000円前後です。
つまり、
東京マラソンは約3倍の値段という訳です。
なのにもかかわらず、
今回の参加倍率は10倍ともいわれています。
つまり、
同じような商品に比べて、
3倍の値段が付いているのに、
お客さんから「売ってください!」
と言われているようなものと言う事です。
商売をする側からしたら
そんなありがたいことないですよね?
もしあなたが1時間1万円の
パーソナルトレーニングを提供しているなら、
3万円のパーソナルトレーニングに
お客さんが殺到している状態です。
でももちろん
全く同じ商品だったら
そんな殺到するなんてこと
ある訳ないのは分かると思います。
では、
東京マラソンは、
他のマラソン大会と比べて
何が違うのでしょうか?
これは僕も感じたことなのですが、
『一体感』と言えます。
東京と言う街と
マラソンの選手たちそして
応援をしている大勢の人たちが
一体となっている感覚が
この差別化を図っています。
マラソンって孤独なんです。
1人で42kmを走りきるって
相当大変です。
でも東京マラソンって、
スタートからゴールまで
絶えることない応援の方々が
ずーーーーっといます。
なのでずーーーーっと応援されて、
その孤独感なく走れる感覚が
走っている側からしたら
とても気持ちが良いらしいんです。
つまりそれが価値ってことです。
これって僕らの商品の値決めにも
もちろん言えることで、
競合と同じ商品だとしても、
・どんな感情になれるのか?
・価格以上に手に入る感情はあるのか?
・お金を出しても手に入れたい感情は
手に入るのか?
と言う事がお客さんに伝われば、
それは紛れもなく
競合と違う商品になるので、
競合の商品との差別化になるし、
価格で判断されなくなります。
そしてなにより
「また買いたい!」
と言ってくれるようになるので、
長い間お客さんになってくれます。
と言うように、
商品の値段を決める時は、
『得たい感情を売る』
と言う事を前提にして
値段を決めていってください。
競合より値段が倍であっても
人は感情が動けば買います。
ぜひあなたも商品のことを
伝える時はその商品を買ったら
どんな未来が待っているのか
と言う事にフォーカスして
説明してあげて下さいね!