無料で配布します!
今日は『割引の仕方』について話します。
新規集客を行うにおいて、
割引をしたり、
初回無料などを行うのは
とても有効な手段です。
でも、
割引の方法を間違えてしまうと
逆に見込み顧客が警戒してしまって、
集客できなくなってしまうので、
割引等をする時には
今日話す点を覚えておいてください。
その前に、
なぜ割引などをした方が
成約率が高まるのか?
と言う話をしたいと思います。
言わずもがなですが、
誰だって安い方が嬉しいし、
やってみたい事が
無料で試せるんだったら
無料でできた方がいいです。
ではなぜこの
割引と言う概念があるのかと言うと、
割引とはそもそも
『交換条件』
だからです。
つまり、
「〇〇をくれるのであれば、
私は〇〇をお渡しします。」
と言ったように、
ある物とある物を交換する条件が
お互いに見合った時に
この交換条件は発動します。
昔はこれが物々交換でしたが、
今はモノやサービスとお金を
交換するようになっています。
当たり前の話ですが、
欲しい物や食べたい物に
その料金支払って、
それを手に入れます。
ではもし、
「タダでこのパンを提供します!
見返りはいりません。」
って言われて渡されたパンって
どう思いますか?
様々なシチュエーションがあると思います。
例えばパン屋さんが
オープニングのキャンペーンで
店頭で配っているなら
安心して食べられますよね?
レストランの帰りに
お土産として渡されるのも
話は分かります。
でも、
お昼の道端で、
サラリーマン風の人から
「良かったらどうぞ!」
って渡されたとしたら、
なんか怪しくて
口に入れたくないですよね?笑
だって交換条件が
揃ってないわけですから。
世の中奉仕の心をもって
無欲で何かを提供することって
あまりありません。
無料で提供するからには
何かしらの裏があるからこそ
無料で提供されます。
人はそれを敏感に感じ取ります。
なので、
『割引や無料の理由が無い場合』は
警戒されます。
なので無料や割引をする時は
何でもいいので理由をつけて下さい。
「春だから新社会人応援のための
キャンペーンをします!」
でもいいですし、
「紹介をしてくれた方のみ
料金を割り引きます!」
でもいいです。
面白い話があって、
心理学の実験のデータでは
コピー機に並ぶ列の先頭の方に
どんな理由を言えば
先にコピーを取らせてもらえたか?
のテストをした結果、
1.急いでいるので
2.コピーを取る必要があるので
の2パターンにおいて、
優劣が無い事が分かりました。
2のコピーを取る必要があるので
って意味わかんないですよね?笑
でも、
理由を述べてさえいれば
人は交換条件に値するものだと
認識を受けるということなんです。
なので割引や無料のオファーをする時は
必ず理由をつけて下さい。
そうすることで
お客さんから警戒されることなく
売上を上げることが出来るようになります。
無料ほど高いものは無いですものね(^^;)