なぜ?『〇〇専門』は田舎だと売れない?
昨日は久しぶりに月一の
マーケティング仲間が集まって行う
ミーティングがありました。
偶然その時に
僕の隣に座っている方が
ネイルの先生と組んで
事業を展開している
マーケッターの方でして、
その方との話の中で、
「小さなマーケットの中で
専門性を打ち出すと売れないよね~!」
なんて話になったので、
今日はその話をシェアしたいと思います。
この話はどういうことかと言うと、
そもそも需要と供給の中の
需要が少ない中で、
専門性を打ち出してしまうと、
さらに需要の母数が少なくなるので、
集客自体が難しくなるってことです。
例えば、
あなたが整体をしていたとして、
人口1万人くらいの町にいたとします。
見込み顧客の数で言うと、
1%の100人くらいが
見込み顧客でしょうか。
その見込み顧客って、
腰痛の人もいれば肩こりの人もいて、
いろんな人のニーズがあります。
その中で、
あなたが『頭痛専門』
と打ち出したとします。
するとどうなるかと言うと、
100人の見込み顧客の中の
頭痛だけを治したい人だけを
集客することになるので、
さらに見込み顧客の数が減ります。
もしかしたら
10人もいないかもしれません。
このように専門性を打ち出すと、
たしかに見込み顧客に
メッセージが刺さりやすくなって
集客しやすくなるし、
専門性を出すことによって、
より高い金額をチャージできるようになりますが、
集客母数が減るので、
見込み顧客の数がもともと少ない
田舎の方でこれをやるのは
ちょっとリスクが大きくなります。
なので、
見込み顧客の数が少ない
田舎においては、
〇〇専門と言うよりも、
ただ単純に『整体』みたいに
大きなカテゴリーとして
事業を展開していく方が
安定した売上を上げることが出来ます。
もしそれでも
専門性を打ち出して、
高額の料金を設定したいのであれば、
大きなカテゴリーの商品やサービスを
提供しながら、
『既存顧客の中のより深い悩み』に
フォーカスした専門的な商品を作り出して、
高額の金額を設定するといいです。
ポイントは、
『既存顧客の深い悩みにフォーカス』
することです。
なぜかと言うと、
そもそも見込み顧客の数が少ないので、
「この専門性だったら売れるだろう!」
と思っていても、
ほぼほぼ外れるからです。
それに、
信頼関係が出来ている
既存顧客から直接話を聞いた方が
より確実ですからね(^^)
なので、
もしあなたが田舎でビジネスを
始めようと思っていたとしたら、
レッドオーシャンである
大きなカテゴリーとして
商品やサービスを展開していってください。
そして、
それをSNSや広告を使って、
強制的じゃないけど、
周知させることで
集客を行うようにしていきましょう!