競合と、どう共存しますか?
今日はざっくりと言うと、
経営についての話になるのですが、
その中でも特に重要な
『ポジショニング』
について話していきます。
ポジショニングって言うのは、
『自分は誰であるか』
と言う事でもあります。
例えば、
「腰痛改善専門トレーナー」
であったり、
「シニアダイエットトレーナー」
だったり、
その業界の中や地域の中で
確立された存在である必要があります。
そのポジショニングが微妙で、
「私はパーソナルトレーナーです!」
って言った所で、
何をする人なのか分かってもらえないので、
結果稼げなくなります。
そのくらいこのポジショニングって言うのは
大事だって言う話になります。
例えばですが、
あなたがパーソナルトレーナーとして
活動し始めたとして、
近隣にもう一人
パーソナルトレーナーが起業したら
どうしますか?
一般の人から見たら
あなたも最近起業した人も
何も変わらない訳です。
何をする人かもわからないし、
何を頼んだらいいかもわかりません。
しかもそのトレーナーが、
近隣のニーズをくみ取って、
先に膝腰健康トレーナーなんて言って、
おじいちゃんやおばあちゃんの為の
健康教室を始めたらどうしますか?
あなたもそれをやろうと思えば
出来るのですが、
今更始めたらもろ被りで、
2番煎じは選んでもらうのが難しいです。
そうなってしまったら、
あなたは競合と違うポジションを
確立するしかなくなります。
でもこの競合とは違う
ポジションを確立できさえすれば
顧客の奪い合いにはならないし、
価格競争にもならないし、
何だったらジョイントベンチャーして
顧客のやり取りだってできちゃいます。
狭い地方だったら特に
奪い合ってる暇ないですからね(^^;)
じゃあ具体的に、
このポジショニングを
どうやって決めるかですよね?
これはUSP(差別化)って言って、
以前もお話しした内容になるのですが、
この4つに答えてみて下さい。
1.あなたはビジネスを通して何を欲して、
何を欲してない?
2.どんな存在になりたいのか?
3.あなたが提供している価値は何?
あなたは誰であって誰でないのか?
4.あなたは誰にとってのヒーローになりたいのか?
以上です。
例えばあなたがスポーツ競技者に
能力の向上のための
トレーニングを指導したいと
思っていたとしましょう。
その場合、
1.自分の育てたアスリートが世界記録に
挑戦していく姿を見たい。
2.アスリート専門のトレーナー
3.故障者でさえもアスリートに仕上る。
4.日本のアスリートから
「トレーニングなら○○さんだよね!」
と言われる。
みたいな感じでしょうか。
これをまとめると、
アスリートの故障者請け負いトレーナー
みたいな感じだとどうでしょう?
ちょっとネーミングセンスないですね!笑
でもこの順番で答えていくと、
自分がやりたかったことや
やるべきことが浮き上がってきます。
後はニーズ分析をして、
それが本当に稼げるのかを
見極めることが大切です。
ニーズ分析に関しては、
Googleキーワードプランナー
と言うツールがありますので、
そちらもググってみて下さい。
ポジショニングが出来上がると
競合がまずいなくなります。
そして他との差別化が出来るので、
高額な価格を頂くことが出来ます。
※心臓が悪くなったら町医者より
高くても心臓専門医に行きますよね?
もしまだポジショニングが
確立で来てなかった方は、
今日がいい機会なので
ぜひ時間をとって
ポジショニングを作ってみて下さい。
安心して事業を行う事が
出来るようになりますよ(^^)