『勝手に売れていく』物の共通点とは?
今日はそんなに苦労しなくても
売れていく商品を作るための
ビジネス戦略について話していきます!
先日『プロダクト』って言う、
『自分が売りたいものを売る』
って言う方法について
話をしていきました。
今日はプロダクトアウトとは反対の、
『顧客が求めているものを売る』
と言う方法について話していきます。
この顧客が求めているものを売る
って言うのは、
専門用語で言うと、
『マーケットイン』
って言うものになります。
先日ラーメン屋さんの話で、
「自分が作りたいラーメンを作って売る」
って言うのは、
当たればデカいけど、
当たらなかったら廃業するので、
ギャンブル的な感じになるので、
「顧客をつかんでから、
集めた顧客に対して
自分の売りたいものを売りましょう!」
って話をしました。
まさにこの、
『顧客を集めるために
売れる商品を売る』
という事をするために、
この『マーケットイン』っていう
考えが必要になっていきます。
またラーメン屋さんのたとえで話しますが、
その地域において、
どんなラーメンが好まれていて、
麺やスープや盛り付けなどが、
どんな顧客層にウケがいいのかを
あらかじめ調査したうえで、
作るラーメンを決めるのが
マーケットインの考え方になります。
その地域で既に売れていて、
尚且つある程度の稼ぎも
そこから作られるものですから、
それが作れれば
間違っても廃業はしないですよね?
なので、
レッドオーシャンではあるのですが、
収益の柱となる、
定番的で稼ぎのいいものを
調査して作ることが大事になります。
でもこの時点で
まだお店を出したら駄目です。
なぜなら、
実際に売ってみないと、
売れるかどうかわからないからです。
なので、
イベント的なものでもいいですし、
どこかのお店を間借りしてもいいので、
実際に一定期間調査として
テスト的にお店をやって見ます。
この調査の方法を
『ドライテスト』
なんて言うのですが、
実際にお店を出す前には、
必ずその地域で売れるかどうか
実際にテストをする必要があります。
そうやってテストしていると、
ちょっと味の濃さとかを
微調整する必要とか、
餃子とかチャーハンとか
他の売れ筋とかも
分かってくるという
経験値もためることが出来ます。
さらにこのテストには
良いことがあって、
テスト期間だけど、
顧客を集めることが出来る
という事が出来ます。
つまり、
いざラーメン屋を始めるという
「よーいドン!」
の時には既に
固定客を捕まえていることになるので、
売上を0から開始しなくても
良くなるという事になります。
これは0から始める場合に比べて
精神衛生的に全く違います!
ですので、
スタートダッシュを円滑にする意味でも
このドライテストは必ず行って、
『そもそも売れる商品を売る』
という事をしていってください。
そして固定客が多くなってきたら、
単価の高い商品だったり、
そもそも自分自身が売りたかった
本来の商品を売っていく
って言う事をしていくといいです。
ぜひこの
マーケットインの考え方を使って、
苦労を最小限に出来る
売り方を行っていってください!
ちなみに余談ですが、
このマーケットインの考え方で
作った商品は、
需要が途切れないという
利点があるので、
たとえコロナや3.11のように
災害級のことが起こっても
需要が絶えることがないので、
経営が持ちますし、
もし一時的に需要が低下しても
いずれ必ず需要は回復しますので、
安定してた経営を行うことが出来ます。
経営安定のためにも
マーケットインの考え方で
収入の柱を一つは作っておいてくださいね!