コロナ禍も3.11の経験が活かされました。
今日は3月11日ですね。
忘れもしません、
あの東日本大震災の日のことを。
当時の僕は、
前日が仙台の鍼灸の専門学校の
卒業式だった為、
まだ仙台に住んでいました。
卒業式の日の後は
翌日にあんな災害が起こるなんて
知る由もなく、
友人と遅くまでお酒を飲んでいました。
そして3月11日、
僕は二日酔いから復帰し、
昼前に車を走らせて、
山形県に向かっていました。
実はその日から数日、
その日の午後から山形で仕事があったので、
数日泊まる用意を済ませ、
山形に向かったのでした。
そして山形の仕事場に到着して
もう間もなくに
東日本大震災を迎えたのでした。
その後は
あなたも記憶にある通り、
激動の時代が訪れました。
僕はこのコロナ禍でも感じましたが、
東日本大震災の時は特に、
「終わった。
今まで積み重ねてきたことが
全て無駄だったんだ。」
なんて思いました。
僕は当時、
スポーツ業界を専門に行う
コンサルの会社に勤めてましたが、
仙台が本社だった為、
すべての仕事が無くなり、
山形で経営していたスポーツクラブも
営業を中止することとなりました。
とは言え、
山形県は宮城県などの
震源地からすると、
それほどの被害もなかったため、
施設の安全点検終了後、
数日後にはスポーツクラブは
営業を再開することが出来ました。
でも人はやってきません。
それどころか、
退会者が続出し、
入会者なんてあるはずもなく、
「もしかして損益分岐点をわる?」
なんてことも
脳裏を横切りました。
そんな時に僕は思ったんです。
「生活のインフラとしての
機能があるもの以外のサービスは、
一番先に切って落とされる」
覚えてますか?
あの時、
数か月にわたって、
買え控えムードがあったのを。
この時から僕は、
『生活のインフラになるべき
ビジネスを構築する必要』
について考えるようになってきました。
そしてこの
『緊急性が高く、重要性が高い問題』
を解決する商品やサービスを作る
という事が、
どんな不況にも対抗できる
安定したビジネスを作れる
という所にたどり着いたのでした。
つまり、
『今すぐお金を出してでも
解決しなければならない問題』
を解決できる商品やサービスを
作ることが大切だという事です。
あのコロナ禍であっても
僕のビジネスは安定していた所か
売上を伸ばすことが出来ました。
それは、
運が良かったのでもないですし、
なにか特別なコネがあった
と言う訳でもないです。
あの東日本大震災を経験して、
『緊急性が高く、重要性が高い問題』
に対する商品やサービスを
作っておいたことに他なりません。
あなたが提供できることで、
周りの人が、
『今すぐお金を出しても
解決したい問題』
を解決するもの
って何かないですか?
今日はぜひ、
今日の話のことを頭において
仕事をしてみて下さい!
またいつか災害が起こった時には、
必ずあなたを救ってくれます!
追伸
あれから14年ですか、
心よりご冥福をお祈りしております。